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子どもが失敗を『成長の糧』にできるようなるには?

子どもが失敗を『成長の糧』にできるようなるには?

誰しも、失敗の経験はあります。
でもそれを『失敗』として捉えるか、『良い経験をした』と捉えるかで、その後は大きく変わります。

かの有名なエジソンは次のような名言を残しています。
「私は失敗したことがない。ただ、10,000通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」

エジソンは、『失敗』を『成功の糧』として捉えることで、蓄音機や白熱電球など、さまざまなものを発明することができたのです。

失敗をすることは、成功への近道です。
子どもには多くの失敗を経験させ、それを『成功の糧』にしてほしいものです。

また、多くの失敗を経験することによって、何事にも果敢に取り組む強い心を養うこともできます。

今回は、子どもの失敗を『成功の糧』にするために親ができる5つのことをご紹介します。

子どもには多くの失敗を経験させましょう

子どもの失敗を心配するのは、親として当然のことです。
しかし、その失敗を親が未然に防いでしまうことで、子どもが無気力になってしまうこともあります

これを『ヘリコプターペアレント』といいます。

『ヘリコプターペアレント』に育てられた子どもは、うつ病になりやすい傾向があることも判明しています。
ケガや事故などの危険を察知して未然に防ぐことはとても大切なことですが、しても良い失敗は大いに経験させてあげてください

そうすることによって、どんな困難にも柔軟に立ち向かう強い力が身につきます。

子どもの失敗を『成功の糧』にするためにできる5つのこと

では具体的に、子どもにはどのようなことをしてあげれば良いのでしょうか?
子どもの良い経験のためにしてあげられる5つのことをまとめました。

① 失敗した経験を話す

失敗は、年齢問わずあるものです。
大人もたくさん失敗することを子どもに伝えてあげてください

また、失敗談を面白おかしく笑い話として消化するくらいの余裕を見せてあげると、子どもも「失敗しても良いんだ」という勇気を持つことができます。

② 目標を決める

エジソンも『目標』があったからこそ、『失敗』を『成功の糧』と捉えました。
子どもにも『目標』を持ってもらい、目標のために頑張ること意識させます

好きなことや興味のあることであれば、失敗しても挫折せず、果敢に挑戦する強い心を養えます。

③ 「もっと頑張れ!」はNG

頑張っている子どもに「もっと頑張れ」というのは、NGです。
失敗してしまった子どもにもそういった声かけは逆効果になります。

親としてできるのは、子どもを信じて見守ることだけです。
親が優しく見守ってくれていることが、子どもの何よりの原動力になります。

④ 失敗は見直しのきっかけ

数々の発明を成功させてきたエジソンも、その過程では何万もの失敗を繰り返しているはずです。
しかし、エジソンは『失敗』を『経験』と捉え、見直しのきっかけにしました。

こうして改善を繰り返し、大発明をするという大きな成功をおさめたのです。

失敗を見直しのきっかけとすることで、根気よくチャレンジを続けることができます
ときには「努力すれば、できるようになるもの」として勇気づけてあげることも大切です。

⑤ 振り返りの時間も大切

子どもが失敗してしまったときには、もっと上手くやるには、どうしたら良かったと思う?」という声かけをしてあげてください。
こうすることによって、子どもは改善点を考え、それに向かって努力することができます。

「こうすれば上手くいくよ」という答えを教えるのではなく、何故失敗してしまったのか、自分で考えさせることが大切です。

まとめ|失敗を恐れないこと

失敗を経験することは、とても大切なことです。
誰しも失敗するときは落ち込んだり、嫌な気持ちになるものですが、そういう経験が『成功』を生むのです。

たくさん失敗をすれば、それだけ、失敗の経験値が貯まり、失敗に強くなります。
子どもの諦めない強い心を養うためにも、たくさんの失敗を経験させてあげてください


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