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子どもに望む年末年始の学習と過ごし方は?

子どもに望む年末年始の学習と過ごし方は?

子どもがいる親を対象に「2023年:年末年始の学習と過ごし方に関する調査」が発表されました。

子供たちとどう過ごすべきかに関して注目しているパパママも多いと思いますので、ぜひご参考にしていただければと思います。


1.  子どもにさせたい習い事は?

「2023年、保護者間で話題になった子どもの習い事は何ですか<MA>」という問について、1位の「英語・英会話スクール」(189)が4割以上で最も多く、2位に「プログラミング教室」(160)が続く結果となりました。




「イー・ラーニング研究所調べ」



この結果は2018年より同じ順位となっていますが、今回はプログラミング教室の割合が昨年よりも増えており、生成AIやメタバースといった新しいテクノロジーを身近に感じる機会が増加したことが背景として考えられます。


 さらに、「2024年、子どもに何の習い事をさせたいですか」についても同様に1位「英語・英会話スクール」(256)、2位「プログラミング教室」(198)が6年連続で上位を占めました。


また、その理由としては「将来のために必要だと思ったから」(310)が約7割と圧倒的に多く、語学やプログラミングといったスキルは、将来に必要なスキルとして親に認識されていることがわかります。


さらに「好きなことを見つけてほしいから」(194)と「学校で習えない経験をしてほしいから」(181)が4割以上の回答を集めており、子ども本人が夢中になれるものを探してほしいという願いや、学校にとどまらない経験を親からさせてあげたいという親心が伺えました。




「イー・ラーニング研究所調べ」



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2.子どもに望む年末年始の過ごし方は「季節感のあるイベント」「日本の伝統文化」が上位に!

「2023~24年の年末年始(冬休み)について、子どもにどう過ごしてほしいですか」の質問には、「クリスマスやお正月などの季節にあったイベントを楽しむ」(240)と「初詣など日本ならではの伝統を経験する」(212)が半数近くの回答を集め、「親戚の家など普段会えない人に会う」(180)も約4割で続く結果となりました。


 また、その理由としては「普段できないことを体験してほしいから」(291)が6割以上と最も多く、日常的にできないこととして、季節感のあるイベントの体験や親戚同士の集まりを大切にする傾向が明らかになりました。


加えて、「文化を学んでほしいから」(220)が約半数で続いており、冬休みは学習よりも文化的教養が重視されることが伺えます。



「イー・ラーニング研究所調べ」



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3.子どもの冬休みの過ごし方の注意として「生活習慣の維持」と「健康管理」が上位に

「子どもと冬休みを過ごす際に注意していることを教えてください」では、「生活習慣の維持」(247)と「健康管理」(231)が半数以上で他に大きく差をつける結果となりました。


冬の寒さへの懸念はもちろん、生活リズムが乱れる子どもも多いことから、冬休みという短い期間でも体調を崩さないように注意を払う親が多いことが伺えます。



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4.2023年に関心が高かった教育ワードは「金融教育」

「2023年に特に関心が高かった教育関連ワードはどれですか」と聞いたところ、1位「金融教育」(232)、2位「オンライン教育」(208)の順番となり、昨年とは逆の結果となりました。


この要因として、コロナ禍の落ち着きによるオンライン学習の定着の一方で、金融教育必修化による認知の拡大と物価高騰によるお金への意識の高まりなどが考えられます。



「イー・ラーニング研究所調べ」


また、「2024年に意識したい教育・学習はどれですか」では、前問に続いて「金融教育」(264)が最も多くの回答を集めました。


その一方で、「情報リテラシー教育」(187)を始め、メタバース・生成AI・プログラミングといったテクノロジーに関する項目にも一定数の回答が集まっており、2023年に大きく進んだ新たなテクノロジー活用を受けて、親としても関心が高まっていることがわかります。


この傾向は、「今後の教育・子育てトピックで関心のあるものはどれですか<MA>」の問でも伺え、「金融教育」(305)が約7割の回答を集めて1位となっていることに加えて、「教育AI活用」(225)と「教育のメタバース活用」(199)が4割以上で続きました。



「イー・ラーニング研究所調べ」



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まとめ

以上調査の結果を見てみましたが、皆さんのご参考になりましたでしょうか?

子供と楽しく、有意義な年末年始をお過ごしください。



【株式会社イー・ラーニング研究所】

名称       :株式会社イー・ラーニング研究所

本社       :大阪府吹田市江坂町1丁目23-38 F&Mビル6F

東京支社 :東京都港区港南1丁目8-40 A-PLACE品川1F

代表者    :代表取締役 吉田 智雄

URL    :https://e-ll.co.jp/