環境について楽しく学べる、小学生向け環境教育プロジェクト「地球教室®2024」が開催

私たちが住む地球の自然環境を守るため、次世代を担う子どもたちへの環境教育も大切になってきます。今回は、環境教育やSDGsを楽しく学ぶことができる「地球教室」をご紹介します。

地球の成り立ちや歴史、環境を守ることについてを学べるよ！

SDGsとは？

SDGs（持続可能な開発目標）は、人々が安定して地球で暮らし続けるために世界のさまざまな問題を整理し、解決に向けて目標を示したものです。貧困をなくすことや気候変動への対策をとることなど、17項目の目標を達成するために世界が協力していくことを目指しています。未来の地球のために大切な取り組みですね。

地球教室って？

「地球教室」は、地球の成り立ちや歴史、環境を守ることについて無料で学ぶことができます。内容としては、小学生向けの環境学習テキストやイベント、出張授業、環境新聞づくりコンテストなどを通じて、地球環境について楽しく学び、地球のために子どもたち自ら行動してくれるようになることを目的としています。

環境保全や省エネ志向が高まるなか、次代を担う子どもたちへの良質な環境教育が求められるようになっています。
長らく環境活動に取り組んできた朝日新聞社が、エコ先進企業を協賛に迎え、産官学（※１）が連携する教育プロジェクト「地球教室」を創出しました。メディアによる新たな教育モデルとして表彰され、2年目の2009年には「第3回キッズデザイン賞 協議会会長賞」を受賞しています。
プログラムは「環境トピック」「キャリア」など複合的な観点で、子どもたちが「未来へのアクション」を始めるきっかけを提供しています。

※１　企業（産）と政府や地方公共団体等（官）と大学等（学）が連携して、新しい技術の研究開発などを行うこと。

・キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度。
キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることができます。
KIDS　DESIGN　AWARD　:　https://kidsdesignaward.jp/

地球教室の内容

朝日新聞社が推進する小学生向けの環境教育プロジェクトです。年間を通じて「環境テキストの配布」、環境学習イベント「かんきょう1日学校」、全国への「出張授業の実施」、児童の募集する「かんきょう新聞コンテスト」の４つを実施します。

環境テキスト　(申込受付中)

テキストには、持続可能な世界を目指すためにロッテが大切にしている5つの考え方や、99％のリサイクル率を目指す製造過程などが紹介されています。
例えば子どもたちの大好きなチョコレートのお菓子「コアラのマーチ」のキャラクター、コアラのマーチくんを使用した可愛いクイズなどを通して、自然保護や環境に配慮した製品づくり、オーストラリア・コアラ基金への協力や、コアラのマーチの紙箱の素材削減についても取り上げ、小学生でも身近に感じ、楽しんで自分たちの未来の地球について考えることができる内容となっています。
テキストは小学生に大人気！？の「科学漫画サバイバルシリーズ」とタイアップした完全オリジナルです。2024年度版は現在無料で閲覧できます。

※申し込み締切りは2024年10月31日(木)です。

「かんきょう1日学校」(8月上旬より応募受付開始)

「かんきょう1日学校」は、2024年9月22日に有楽町朝日ホールで開催される小学生向けの環境学習イベントです。小学生が企業の環境活動について学び、その後、“1日記者”になりきって企業に取材を行います。会場は子どもたちの熱気であふれます。

出張授業　(10月より実施　※8月28日申込締切)

「出張授業」は、朝日新聞の記者と企業の担当者が環境授業を行う取り組みです。全国の実施希望校から選ばれ、授業が行われます。2024年度は、全国14校で実施予定です。
普段聞く機会が少ない企業担当者の実体験を交えた講義は、毎回好評です。

かんきょう新聞コンテスト　(提出締切　1次締切：9月30日、最終締切：25年1月17日)

「かんきょう新聞コンテスト」は、地球教室のテキストを通じて学んだことを基に、子どもたち自ら環境について考え、生活の中で実践する方法を新聞の形にまとめる壁新聞のコンテストです。例年、数千件の応募があります。集まった作品の中から、特別協賛７社の企業賞が選出され、新聞紙面や特設サイトで紹介されます。




子どもたちが自分たちの未来の地球環境について考えるSDGsについて、身近に感じ、楽しみながら学べる内容が盛りだくさんです。ぜひこの機会を通して、皆さまのお子さまたちが未来の地球を守るための一員として、活躍されるきっかけとなれば嬉しいです。