丸善 丸の内本店にて「ルビフル本」フェア開催!
お子さまに薦めたい本にふりがながなくて、残念な思いをしたことはありませんか?良書にふりがながあることで、子どもたちが本を好きになるきっかけになることを願い、「ルビフル本」の選書フェアをご紹介します。
ルビ財団の代表理事、伊藤豊さんが選んだ、おすすめの200冊以上のふりがながついた本が展示されるよ!
どんなイベント?
社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指す一般財団法人ルビ財団は、丸の内オアゾの丸善 丸の内本店にて、9月23日(月)より、「ルビフル本」の選書フェアを開催します。ふりがながあるから大人も子供も楽しめる本がたくさん揃っています。
ルビフル本について
一般向けの本の中でも、ふりがなが多めにある本や、大人が読んでも面白く親子で楽しめる児童書などを「ルビフル本」と呼んでいます。
ルビ財団の代表理事、伊藤豊さんが、実際に都内のいくつかの書店を訪れて、1冊1冊手に取って中身を確認しながら、ふりがなのある本を集めています。
「ルビフル」。それは小さな一文字から始める社会ムーブメント
ルビ財団は、社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことであらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会づくりを目指しているそうです。
ルビはユニバーサルデザインであり、多文化が共生する社会への小さな一歩となります。ルビ財団からのメッセージをご紹介します。
ルビ財団って何をするの?ルビってふりがなのルビのこと?
あまりピンとこない人も多いかもしれません。
社会においてルビが増えて漢字が読めることが増えれば、子どもの好奇心や探求心により応えることができるかもしれません。
子どもに限らず、大人も含めていろいろな可能性が広がります。外国人の読み書き障害のある人も暮らしやすくなります。
ルビはユニバーサルデザイン(あらゆる人にとって使いやすい)であり、多様性を大事にする社会において小さな、でも重要な配慮となり得るのです。
ルビフル(Rubyful)でいこう。ルビフルは私たちの造語です。「~で満ちている」という意味の接尾辞「-ful」と「ルビを振る」の「ふるをかけたダブルミーニング(掛詞)です。
・選書リスト「ルビフル本」
ふりがな(ルビ)があるから大人も子どもも楽しめる「ルビフル本」の選書を開始しました。
第一弾として「科学」ジャンル(ルビ財団選書)を公開いたしました。
「科学」ジャンルは、科学先般の読み物、生物、人間、地学、物理学、数学、環境、SFといったカテゴリーで、大人も楽しめる絵本や児童書から、子どもには少し難しいかもしれない専門書まで選書しています。
ルビの量も、総ルビ>ルビ多め>ちょいルビの3段階を独自に評価しています。
ふりがながたくさん振られている本のおかげで、子どもたちが漢字を読みやすくなり、親子で一緒に楽しむことができますね。読書は一生の友達になると思います。このフェアは、子どもたちが本を楽しむきっかけになる素晴らしいイベントです。ぜひ、ご家族で訪れてみてください!
■ルビフル本フェア 概要
・開催期間:2024年9月23日(月・祝)~11月上旬予定
・開催場所:丸善 丸の内本店(丸の内オアゾ) 3F ミュージアムゾーン
・取扱い商品:ルビフル本をおよそ200タイトル
■丸善 丸の内本店
・住所:東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1階~4階(ルビフル本のフェアは3Fで開催)
・TEL:03-5288-8881
■一般財団法人 ルビ財団 概要
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。
URL:https://rubizaidan.jp/