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発達障害の子を持つ親が人付き合いしやすくなるコツ4選

発達障害の子を持つ親が人付き合いしやすくなるコツ4選

この記事では、発達障害のお子さんを持つ親の人付き合いについてお話ししていきます。

「子どもも人付き合いが苦手だけれど、実は自分もそうかもしれない」と悩んでいる方は少なくないと思います。

そこで本記事では、発達障害の子を持つ親がある程度人付き合いがうまくなるべき理由、人付き合いのポイント、人付き合いにおける本質などに関して解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

発達障害のお子さんを持つ親も、ある程度人付き合いがうまくなる必要がある

発達障害のお子さんを持つ親は、子どもが発達障害であるがゆえに、以下のような人付き合いが増えます。

  • 学校や保育園の先生との密な連携
  • 同じく発達障害のお子さんを持つママ友とのつながり
  • 発達障害関連の専門家との関わり
  • 親戚などに対してお子さんのことを説明する(もしくは伏せる)

元々コミュニケーションが得意な人であれば、発達障害のお子さんを持ってからも苦労しないかもしれません。ただ、人付き合いが苦手な方に発達障害の子が生まれると、人付き合いにおいてストレスを感じたり、トラブルを招いたりするかもしれません。

「人付き合い」においても親はお子さんのお手本になりたいところです。発達障害のお子さん自身も人付き合いを苦手とする傾向にあります。

だからこそ親は人付き合いを無難にこなせるようになって(上手である必要はありません)、お子さんの見本になりたいところです。子どもは親の背中を見て育ちます。


発達障害の子を持つ親が無難に人付き合いできるようになるための4つのポイント

それでは発達障害のお子さんを持つ親が、無難に人付き合いができるようになるためのポイントをいくつか挙げていきます。特に大事なのは「できない人目線」で人付き合いについて教えてくれる書籍やサイトなどを頼ることです。

「できる人目線」の書籍やサイトの場合、「最低限の人付き合いはできること」が前提で、その上でどのようなコミュニケーションを取ると仲良くなれるのかなどを語っている可能性があるためです。

1:ごく初歩的な部分から機械的に学ぶ

まずは当たり前のようなことが書いてある書籍やサイトから学び、学んだことを繰り返してご自身の中に定着させていきましょう。人付き合いとはいっても、「ある程度機械的にやり方を学習していく」という精神があった方が習得しやすいです。

また人付き合いも「技術」であり、例えば勉強すればできるようになる数学などと本質的に近い側面もあります。そのため、あまり「自分はコミュニケーションが苦手だから」などと思い込まないようにしましょう。

2:ママ友とは「職場の同僚」のような気持ちで関わる

ママ友との人付き合いで悩んでいる人も多いと思います。特に女性同士の会話は情報量が多くなりやすいため「人付き合いが苦手以前に、会話についていけない」と感じる方もいるのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、ママ友とは「職場の同僚」のような気持ちで接するというやり方です。学生時代のクラスメイトとは違って一日の大部分を一緒に過ごすような関係性ではないためです。

そして色々な人付き合いの基準も「これが職場の同僚だったら受け入れるかどうか」にすれば問題はないと言えます。

もちろん仲良しのママ友がいても構いません。職場の同僚でも「この人とは気が合う」という場合はプライベートでも関わり合いを持つと思いますがそれと同じです。ただ、もちろん特別仲の良いママ友がいる必要もありません。これも「職場の同僚とはある程度付き合えていればいい」という理屈と一緒です。

3:どんな人が相手でもあいさつだけはする

「この人とは特別な付き合いはしない」と決めた相手でも、最低限声を出してあいさつだけはしましょう。それだけで「あなたに対して敵意はありません」と示すことができます。ポイントは相手の目を見て、ハッキリとした声で言うことです。


4:流したい会話は「そうなんですか」など相づちだけOK

ママ友を相手にする場合に限りませんが、「どうでもいいから流したい会話」もあると思います。そういったケースでは、角が立たないように「そうなんですか」「ええ!」など相づちをメインにして対応することをおすすめします。

特に「今日の会話はもっとこうするべきだった……」など反省してしまうタイプの方は、「相づちで乗り切って、会話の内容をほどほどに忘れる」という技術も身に付けることをおすすめします。

お子さんが発達障害でも人付き合いが大事なことは変わりません

ここまでお読みになって「子どもが発達障害であることと関係がないのでは?」と感じたかもしれませんが、まさにその通りです。人付き合いで大事なことが直接的に変わることはないからです。変わるものがあるすれば、それは「あなた自身の判断」でしかありません。例えば以下の通り

  • 我が子のことをやたらと聞いてきて面倒なので、このママ友とは極力付き合わない(あいさつのみ)
  • この人のお子さんも発達障害なので気が合った。これからも付き合っていこう
  • 子どもの発達障害に関しては正直なところ気を使ってくれない先生なので、他の先生を頼る

発達障害でなくても根掘り葉掘り子どもについて聞いてくるのは面倒。発達障害でなくてもお子さんのクラブ活動が一緒なら気が合いやすい。担任の先生が頼りにならないなら、どうあれ他の先生を頼るしかない。「発達障害だからこそ」の部分はほとんどありませんよね。

まとめ

発達障害のお子さんに限りませんが親は見本になる存在ですから、親もある程度人付き合いがうまくなりたいところです。ただ、人付き合いをするにあたって直接的に「子どもの発達障害」が絡んでくることはないと考えた方が動きやすいはずです。

そして「ママ友は会社の同僚のようなもの」など、基本的には緩く考えて行動することをおすすめします。あいさつさえすればOKと気軽に考えましょう。

この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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