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親子で楽しむ! 幼児教育におすすめの『ごっこ遊び』

親子で楽しむ! 幼児教育におすすめの『ごっこ遊び』

おままごとに、お店屋さん、お医者さんごっこ、『ごっこ遊び』は、今も昔も人気があります。実はこの『ごっこ遊び』、今、幼児教育に良いと注目されていることをご存知でしょうか。

 今回は『ごっこ遊び』が幼児教育に良いとされる理由、そして、子どもの能力を伸ばす『ごっこ遊び』のポイントについてご紹介していきます。

 何故、『ごっこ遊び』は幼児教育に良いと言われるのか

 子どもたちは、“何者か”になりきり、真似をして遊びます。これにより、集中力や記憶力の向上のほか、自信にも繋がります。

おままごとなのか、仮面ライダーごっこなのか、お医者さんごっこなのか、さまざまなシチュエーションがある中でストーリーを作り上げていくので、発想力や創造力を身につけることもできます。

 「何ごっこにする?」、「◯◯ちゃんは何の役する?」、「私は、◯◯がいいな~」など、お友達とのコミュニケーションにも繋がり、協調性や自制心も自然と身についていくことでしょう。

 また、お花屋さんをしているときに出る花の名前や、お医者さんごっこをしているときに使用する患者さんへの口調など、『◯◯ごっこ』では、その場面でしか使われない会話も多く飛び交うため、言語力を養うこともできます。

 さらに『ごっこ遊び』が好きな子どもは、日常生活で見たものをそのまま遊びに取り入れようとします。幼稚園の先生、お医者さん、スーパーの店員さん、いろいろな人を見る観察力をつけます。

 このように『ごっこ遊び』は、子どものさまざまな能力を育みます。では、具体的に親子で楽しく『ごっこ遊び』をするには、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。

 子どもの能力を育む『ごっこ遊び』の3つのポイント

 『ごっこ遊び』は、幼稚園や保育園などの子どもの集まる場所だけではなく、自宅でも手軽に遊べる遊びの1つです。

 今回は子どもの能力を育む、上手な『ごっこ遊び』のポイントをいくつかご紹介していきます。

     しっかりとなりきって真似をすること

 子どもと『ごっこ遊び』をするならば、一切手を抜かず、真剣になりきることが大切です。適当にやっていると子どもに「楽しくなさそう」に映ってしまいます。

逆に完璧なまでになりきっていれば、「一生懸命なりきってる」と子どもも楽しくなります。

 また、『ごっこ遊び』の主役はもちろん子どもですので、子どものやりたい役をやらせてあげてください。特別な申し出がない限り、おままごとの『ママ』やお医者さんごっこの『先生』は子どもにやってもらいましょう。

あくまでも親は脇役に徹し、子どもにストーリーを膨らませてもらうことを意識しましょう

     子どもの想像力を否定しない

 子どもの世界観は、大人の知っている常識と大きく異なることもあります。しかし、それを正すのはご法度です。あくまでも子どもが主役を貫き、子どもの世界観を壊さないようにしましょう。

 また、途中で終わりにしたいときにも、世界観を壊さないように注意します。例えば、おままごとの途中で終わりにしたいときは、「そろそろお母さんに怒られちゃうから、帰らないといけないの」など、役にちなんだセリフで終わりましょう。

     小道具を用意する

 例えば、おもちゃの聴診器やレジスターなど小道具があると子どもの『ごっこ遊び』もより白熱します。おもちゃがないときには、家にある空き箱や紙などを使って手作りするのもおすすめです。

また、そういった工作の時間も子どもの創造力を養うきっかけになります。

 【まとめ】子どもの能力を伸ばす『ごっこ遊び』

 子どもたちは何かになりきるときに、それを思い出し、一生懸命真似をしようとします。それが、発想力や思考力、創造力の向上に役立ちます。

 また、お友達とのコミュニケーションの中で協調性や自制心を磨き言語力を養うことができるなど、『ごっこ遊び』には子どもの能力を育むさまざまな要素が含まれています。

 お友達同士での『ごっこ遊び』も楽しいものですが、たまには、親子で『ごっこ遊び』をしてみるのもおすすめです。

是非、今回の記事を参考に、子どもと一緒になりきって遊んでみてください。

 

 

この記事を書いた人
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