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子どもとゆっくり向き合う時間をつくる家族会議のすすめ

子どもとゆっくり向き合う時間をつくる家族会議のすすめ

共働き世帯が多くなり、平日はなかなか子どもとゆっくり話す時間が取れないと感じている方も多いのではないでしょうか。
家族の会話の時間が減ると、それがいつの日か『当たり前』になり、何かを尋ねても「知らない」、「うん」、「忘れた」など、短い会話しかできなくなってしまいます。

子どもとの会話は、親子関係を円満に築く大切な時間です。
定期的に『子どもとゆっくり向き合う時間』を取り、コミュニケーションが不足しないように気をつけましょう。

おすすめは、『家族会議を開くこと』です。

何かあったときに家族会議を開くのではなく、定期的に子どもと話し合いをする場を設けることで、コミュニケーション不足を解消できます。

具体的にどのようにして『家族会議』を開くのか、詳しく解説していきます。

『家族会議』のすすめ

① 家族全員集まって話をする

週末の夕食前の時間を利用するなど、家族全員が参加できる日時を決めましょう。

とくに兄弟・姉妹のいる家庭では、部活動に塾に習い事と、みんなが揃うのが難しい場合もありますが、最低でも月に1回くらいは全員集まってゆっくり話ができる日をつくりましょう。

② みんなが発言できるような内容にする

家族全員で「今週、頑張ったこと」、「今、欲しいもの」を発表するなど、家族全員が発言できるような内容にしましょう。

進行役を子どもに任せると、子どもは良い経験ができ、自尊心も高めることができます。

家族会議の議題に関しては、以下も参考にしてみてください。

  • 来週の予定を発表してください。
  • 家族に話したいことがある人はいますか?
  • 次の休みに何処に行くか計画を立てたいと思います。

③ 家庭での役割分担を決める

1つ屋根の下で暮らすのですから、生活には全員の協力が必要です。
子どももその家族というチームの一員です。

ママはご飯の担当をするので、犬のお散歩は◯◯ちゃんにお願いしたい、など、子どもも家事などの役割を担うようにしましょう

④ 決まったことを書き出す

決まったことを書き出す、書紀の役割も重要です。
会議の中で決まったことを紙に書き出して、冷蔵庫やトイレに貼るなど、みんなの見えるところにおきます。

見える化することによって、ルールをみんなで守ろうとする意識が生まれます。

⑤ 家族会議のあとは

家族会議は、子どもも含め、家族にとって楽しいものである必要があります。
変に堅苦しい雰囲気にしたり、お説教タイムにすると、子どもは『家族会議』がイヤな時間になってしまいます。

そうならないためにも、家族会議のあとは、みんなで外食に行くなどの“お楽しみ”をつくると良いでしょう。
外食がなかなか難しい方は、みんなでゲームをする、映画を観る、パーティーをするなど、何でも良いです。

『子どもとゆっくり向き合う時間』が、子どもにとっても楽しい時間であるように心がけていきましょう。

まとめ|親子関係を良好に保つ家族会議

定期的に『家族会議』を開けば、子どもも少しずつ自分の気持ちを表現できるようになります。
また、何か不安や不満を抱えているときにも、「ぼくは」、「わたしは」と意見できるようになります。

親子の信頼関係を構築し、良好な関係を保つためにも、是非普段の生活に取り入れてみてください。

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