子どもが意欲的になれる『好き』を見つける
『好きこそものの上手なれ』ということわざがあります。
好きなものほど意欲的に取り組め、早い上達が見込めるという意味です。
ときに時間を忘れてしまうほどの『好きなこと』は、子どもの「もっと知りたい」、「もっと上手くなりたい」という気持ちを引き出します。
しかし、『好きなこと』に巡り会えるかどうかは別の話です。
今回は、子どもの『好き』を見つけるための3つの方法をご紹介します。
この記事を参考に、子どもの『好き』を発見し、それを伸ばしてあげてください。
子どもの『好き』を見つける3つの方法
子どもの『好き』という情熱はとても熱いもので、ときには大人をビックリさせるような知識を披露してくれる子もいます。
子どもの『好き』を見つけるには、どうしたら良いのでしょうか?
① 子どもの行動パターンを知る
まずは、子どものことを知ることが重要です。
好きな食べ物、好きなスポーツ、好きな科目、好きな遊び、さまざまなことに目を向け、子どもがどんなことに興味関心を持っているのかを知りましょう。
赤ちゃんのときに、もっと小さいときになど、過去を振り返ってみるのも良いかもしれません。
習い事をしている子どもであれば、その習い事への熱量も参考にします。
複数の習い事をしている子どもはより分かりやすいでしょう。
② 夢中になっていることを見つける
偶然、『得意なこと』と『好きなこと』が一致することもありますが、得意なことが好きとは限りません。その逆も然りです。
それでも子どもが夢中になれることをやらせて、伸ばしてあげることが大切です。
熱い情熱を持つことは成功への何よりの近道なのです。
③ 体験したことないことにも注目する
別に特段好きなものはないと答える子どももたくさんいます。
そういった子どもには、体験したことのないことを体験させてあげることが大切です。
例えば、ピアノなどの楽器やスポーツなどが良い例です。
やってみないことには『好き』なのか『嫌い』なのかも分かりません。
とにかくさまざまなことに挑戦させてあげて、その中から子どもの夢中になれるものを絞っていくと良いでしょう。
小さな頃から色々なことにチャレンジしていくと、大人になってもその積極性を活かすことができます。
やってみてどうにもこうにも好きになれそうになかったら、やめればいいだけです。
『好き』なのか『嫌い』なのかもわからないのは、もったいないです。
1つのことに絞ることはない
『好きなこと・もの』は必ずしも1つである必要はありません。
むしろ、さまざまなことに夢中になっている経験は、双方にプラスを生み出します。
実際に、二足のわらじで活躍している有名人はここ最近増えています。
最も有名なのは、大谷翔平選手でしょうか。「野球選手」という同じ職業とはいえ、二刀流で活躍できる人なんてそうは居ません。
他にも、会社員とアーティスト、作家と芸人など、異業種で活躍する人はたくさんいます。
「あっちもこっちも」とは思わず、子どもの『好き』を最大限伸ばしてあげることが大切ですね。
まとめ|好きこそものの上手なれ
子どもの探究心はとても強く、『好き』と思えば、とことん調べ、覚えようとします。
その『好きなもの・こと』は十人十色ですが、まさに、『好きこそものの上手なれ』。
みるみるうちに知識を吸収し、大人も驚くほどの成果を見せてくれるようになります。
まずは、子どもの『好き』を見つけるためにも、子どもをもっと深く知り、さまざまなことに挑戦させてあげることが大切です。
今回は、子どもの『好き』を見つける3つの方法をご紹介させていただきました。
子どもが夢中になれることを見つけ、子どもの知見を広げてあげてください。