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子どもがモチベーションを高め意欲を伸ばすための4つのコツ

子どもがモチベーションを高め意欲を伸ばすための4つのコツ

成績の良いことを褒めるとき、大人はつい『点数』だけをみて褒めてしまいがちですが、成績そのものだけを褒めると学びの意欲を逆に削いでしまいます。
努力をして良い成績を取ったのは間違いありませんが、ここでは、『点数』よりも『努力した内容』、つまり過程を褒めてあげることが大切です。

もともと子どもというのは、「楽しい」という気持ちがあるからこそ、頑張れるものです。
その「楽しさ」を失わせないためにも、過程を褒めてあげることが必要です。

今回は子どものモチベーションを高めるためにできる4つのことをご紹介していきます。

子どものモチベーションを高める4つのこと

子どものモチベーションを高めるには、「楽しい」と思ってもらうことはもちろんのこと、「もっと知りたい」、「もっと上手くなりたい」と向上心を持ってもらうことが重要です。

子どもは、成績の部分を褒められるよりも、その中身を褒められることの方が喜び、意欲も沸きます。
子どもの『努力した内容』や『過程』について、もっと親自身が関心をもって見てあげることが大切です。

① 子どもに質問をする

「どう思う?」、「何故だと思う?」といった質問は、子どもに考えさせるきっかけを与えます

「はい」や「いいえ」で答えられない質問をオープン・クエスチョンといいますが、そういう質問を投げかけることによって、子どもは自分の理解不足に気付き、「もっと知りたい」という向上心をかき立てます。

② 好きなことの話をする

子どもの好きなこと・得意なことの話を深掘りしていくと、子どもの思考力が鍛えられます。
またときには、親の好きなこと・得意なことについて話してみるのも良いでしょう。

自分に直接関与しないことについて考えることも勉強の1つです。

③ 詳しい人の言葉に触れる

親が知っていることには限度があります。
何でもかんでも子どもより詳しい必要はありません。

子どもの質問することに答えられないような場面では、インターネットやSNS、書籍などを使って一緒に質問をしたり、調べてあげることも大切です。

こうすることによって、子どもは知的好奇心をくすぐられます。

「わからないから、仕方ない」と諦めるのではなく、「わからないことも調べたら(質問したら)わかるようになるんだね」ということを経験させてあげます。

39年の歴史がある「子ども科学電話相談」を利用してみるのもおすすめです。
こちらは書籍化もされているので、そういった本を購入するのも良いかもしれません。

④ 失敗も『経験』と捉える

子どもの意欲を伸ばす上で最も重要なのは、失敗も『経験』としてポジティブに捉えることです。
結果がふるわず、落ち込んでいるときには、「どうしたらもっと上手くいくと思う?」と投げかけ、改善点を子ども自身に考えさせましょう。

また、何か良い改善案やアイデアが生まれたときには、「次は上手くいきそうだね!」、「一歩前進だね!」と勇気づけてあげることも大切です。

まとめ|能力よりも過程を大切にする

とある子どもの『褒め方』の実験で、もともとの能力を褒めると子どもの意欲が失われることが分かりました。
何かに打ち込んでいることそのものを褒めてもらうことで、子どもの意欲が伸び、結果的に良い成果に結びついていきます。

子どものモチベーションを高めるには、その『過程』を褒めましょう。
また、子どもとの会話を通して、子どもの考えを深掘りし、その意欲をかき立てていきましょう。