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子どものアーティスティックな才能の開花させる4つの方法

子どものアーティスティックな才能の開花させる4つの方法

AI(人工知能)の急速な発達、世界情勢の急激な変化、ここ10年をみても、日本、そして世界は大きく変化したように思います。
では、今の子どもたちが大人になる頃、日本は今と比べてどうなっているのでしょうか。

正直なところ、誰にも予測がつきません。そして、この予測できない変化の時代を『VUCA時代』といいます
そんなVUCAの時代に成長していく今の子どもたちに必要とされているのが、『デザイン思考』です。

『デザイン思考』というのは、その名前の通り、デザイナーやクリエイターが新しいものを生み出す力のことです。

近年はこの手法を活用して、人々の日常をより深く観察し、意見や感想を交えながらものづくりをしていく考え方そのものを『デザイン思考』といいます。

今回は子どもの『デザイン思考』を伸ばす4つの方法を紹介します。

子どもの『デザイン思考』を伸ばす4つの方法

『デザイン思考』を伸ばすには、子どもの思考をどんどん掘り下げてあげることが大切です。
子どもは好奇心旺盛で、身近なものでもたくさんのアイデアを出すことができます。

上手く思考を掘り下げ、『デザイン思考』を伸ばしていきましょう。

① 身近なもので思考を掘り下げる

思考を掘り下げるときには『お題』が必要となります
その『お題』は何でも構いません。身近なもの、目についたものを『お題』にしましょう

毎日使用している歯ブラシ、子どもも知っているような有名メーカー・ブランドのロゴ、ペットボトル、信号機、何でも良いです。

「何でこの色なんだろうね?」、「何のために作られたんだろうね?」、「どういう意味があるのかな?」など、子どもに問いかけてみてください。

大人の視点では気付かない発想で、答えてくれると思います。

② 子ども自身に考えさせる

子どもは正解を求めます。
仮に正解を知っていたとしても、「え~。わかんないな。何でだと思う?」と尋ねれば、子どもは自分の頭で自分なりの答えを出そうとします。

③ アイデアを形にしてみる

『デザイン思考』で大切なのは、試作をしてみることです。
洗練されたものである必要はないので、絵を書いたり、工作するなどとして、作ってみましょう。

実際に試作してみるとまた見えてくるものがあるはずです。

④ 子どもの意見は否定しない

子どもの自由なアイデアや意見を否定すると、次に発言するときにどうしても慎重になってしまいます。

アーティスティックな才能を引き出すには、自由であることも大切です。
否定するのではなく、「こういうことかな?」と尋ねることによって、子どもはさらに考え、表現を豊かにすることができます。

『デザイン思考』に不正解はありません
自由に考えさせ、思考力を伸ばしてあげましょう。

まとめ|デザインするという体験が大切

『デザイン思考』は、新しいものを生み出す考え方として注目されています
皆さんもよく知るところでは、iPodが『デザイン思考』を活用して生み出されたといわれています。

このiPodも何度も試作を繰り返し、完成され、世界的な大ヒット商品となった経緯があります。
スティーブ・ジョブズ氏をもってしても、1度で正解できるようなものではないということです。

子どもたちは、『デザイン思考』を体験することによって、「新しいものを生み出すことに答えがないのは当然であること」、そして「答えは自ら作り出すものだ」というマインドを身につけることができます。

親子の対話を通してどんどんアイデアを出し、形にしていきましょう。