子どもの可能性は無限大!資質を決めつけないためのルール
子どもの可能性は無限大です。
子どもの能力を遺伝や才能から「このくらいだろう」と決めつけてしまうことは、子どもの可能性を潰してしまいかねません。
それによって、子ども自身も「自分はこんなものだろう」と成長する意欲を失ってしまうからです。
運動音痴の両親から生まれた子どもでも、アスリートになれるチャンスはあります。
同じように、高卒の両親から生まれた子どもでも、東大生になれるチャンスがあるわけです。
どうか子どもの可能性を摘まないようにしてください。
脳は筋肉と同じく使えば使うほど成長する
脳というのは、鍛えることができるもので、使えば使うほど成長します。
新しいことを学べば学ぶほど、脳は成長して人は賢くなっていくわけです。
このことからも分かるように、運動能力も勉強のできる・できないも生まれつきのものなんかでは決してなく、常に向上が見込めるのです。
そういう意味でもやはり、可能性は無限大です。
子どもにその意識を持たせることが肝心
子どもは、いまいちそのことを理解していないように思います。
「元々運動神経が良い」、「元々地頭が良い」そんな子をみて、劣等感を抱えてしまう子も少なくないのです。
子どもには、しっかりと「能力は向上するもの」だということを伝え、やる気を見出させることが大切です。
やる気がアップすれば、当然成果も生まれ、子どもの能力はどんどん伸びます。
資質を決めつけないための4つのルール
「自分の脳は、他の誰でもない自分が創っていくもの」です。
ただ、子どもは周囲の大人の影響を強く受けるので、1番近しい両親が子どもの可能性を摘まないことが求められます。
今回は子どもの資質を「このくらいだ」と決めつけないための4つのルールをご紹介します。
① 新しいことを学ぶと成長できるという意識を植え付ける
頭を使って勉強をすればするほど、脳は成長します。
まずは、子どもにこのことを知ってもらう必要があります。
何事も「学習」や「練習」が大切だということを普段の生活のさまざまなところから伝えていきましょう。
② 成長の「過程」を褒める
「天才だ」という褒め言葉は、かえって子どもの脳の成長を妨げることがあります。
当然、「才能がない」、「やってもムダ」などの批判も同様です。
何度もお伝えしているように、持って生まれた能力は関係ありません。
どのような方法でどれだけ努力し、どんな選択をしてきたのか、そういう成長の「過程」を褒めることが大切なのです。
③ 目標は高く持つ
子どもが自分の能力を見定める前に、親が「頭が良くないから」、「◯◯に興味がないから」といった具合にフタをしてしまうと、当然、それ以上の向上が見込めなくなります。
やる気を示さない子どもほど、伸びしろがあるということを忘れないようにしましょう。
闇雲に目標のハードルを下げるのではなく、目標は常に少し高めを設定し、可能性を摘まないようにしましょう。
④ 子どもの「頑張りすぎ」に気をつける
つい「頑張りすぎてしまう子ども」には、十分に気をつけてください。
頑張ることはとても大切なことですが、「親の期待に応えたい」、「失敗したらどうしよう」というある種、強迫観念のようなものに駆られてしまっている可能性もあります。
親はまず、無意識に子どもに完璧を求めすぎていないか気をつけることが重要です。
子どもの「本音」にしっかり耳を傾けて、無理をさせることのないようにしてください。
まとめ|伸びしろに期待する
子どもはどの子も「伸びしろ」を持っています。
その「伸びしろ」を自分の能力に変え、埋めていけるかどうかは、近くでサポートするお母さん・お父さんにも懸かっています。
まずは、子どもの可能性を摘まないこと、また、子どもに完璧を求めすぎないこと、この2点をしっかり意識して子どもと向き合っていきましょう。
そうすることで、子どもの可能性を最大限引き出すことができます。