子どもには多くの「体験」をさせよう|キッザニアで主体性を学ぶ
子どもに知識をつけさせることはとても大切なことですが、それ以上に「体験」をさせることが成長に繋がります。
子どもは日常生活の中で、保育園や幼稚園・小学校に通い、さまざまな「体験」をして学んでいきますが、園や学校だけでは、学ぶことのできないものもたくさんあります。
今回は子どもに多くの「体験」をさせることの重要性について解説していきます。
どんなことを「体験」するべきか、また、「体験」をする上で、おすすめの「キッザニア」について詳しく解説していきます。
多くの「体験」でさまざまな能力を伸ばす
ここでは、まず、「日常を体験すること」そして「創作をすること」の2点について詳しくご紹介していきます。
五感を刺激する「モンテッソーリ教育」とは?
モンテッソーリ教育とは、子どもの自立心を育む教育方法として注目されています。
この教育では「感覚」を非常に大切にしています。
子どもの鋭く敏感な視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の「五感」を刺激することで、創造力や表現力を育みます。
具体的には、自然の中での体験や日々のお手伝いなどの日常生活での体験を通して「五感」を刺激します。
ディズニーやグーグルの社内保育園で採用されている「レッジョ・エミリア・アプローチ」と呼ばれる教育法も同じように、子どもが自主的に考え、身体を動かし、楽しむことを提唱しています。
「創作」で創造力を伸ばす
何かを創るということは、子どもにとって大きな「体験」となります。
自分で作りたいものを決めて、それを作るにはどうすれば良いのかを考えること自体が創造力を刺激します。
おすすめなのは、「ファブラボ」と呼ばれる施設です。
この施設は、3Dプリンタ、レーザーカッター、電子工作ツールなどが自由に使える最新の図工室のようなもので、全国各地にあります。
自由にものづくりが行える場所として、世界各国に広まっています。
子ども向けのイベントなども開催されていますので、ぜひ、参加してみてください。
「本物」になりきる|キッザニアのすすめ
キッザニアは、職業体験ができる子ども向けの施設です。
現在は「キッザニア東京」、「キッザニア甲子園」、「キッザニア福岡」の3つの施設があります。
私の子どもたちもこの「キッザニア」がお気に入りで、何度となく訪れているスポットです。
キッザニアでの職業体験の凄いところは、まず、有名企業が出展している点です。
例えば、メガネ屋さんにはZoff(ゾフ)、飛行機にはANA、ゲーム会社にはNintendo、ピザショップにはPIZZA-LA(ピザーラ)と誰もが知っているお店で働くことができます。
また、成果物を持ち帰ることができるので、メガネを作ったり、子どもの焼いたピザを食べることもできます。
キッザニアは、子どもが主役の街で、それぞれの職業体験でキッゾというお金がもらえます。
そのお金で商品を買ったり、銀行にお金を預けることもできるなど、職業体験だけでは学べないことまで学ぶことができます。
警察官になるには、事前に車の免許が必要だったり、本当に「1つの街」となっているのが凄いところです。
キッザニアは、学校によっては遠足などの場所としても活用されていて、実際にそこで体験した職業を「将来の夢」とする子どもも少なくありません。
自ら主体的に取り組む力を養うことができる場所ですので、ぜひ、1度訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ|「体験」を通して深い学びを得る
本を読んだり、勉強をして得る知識はとても大切ですが、「体験」を通すことで、より深い学びを得ることができます。
自分で体験して、試行錯誤して頭や身体を動かすことによって、五感が刺激され、子どもたちはさまざまな能力を伸ばしていきます。
ぜひ、子どもにはより多くの「体験」をさせてあげてください。