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気になる!子どものインターネット端末の利用について

気になる!子どものインターネット端末の利用について
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スマートフォン、タブレット、パソコンと家族でたくさんの端末をインターネットに接続している家庭が増えています。なんと家庭で平均5台の端末をインターネットに接続しているそうです。
親世代が子どもの頃は、インターネットは普及していなかった・・・、なんて方も多いのではないでしょうか。他のご家庭では、子どもはどのようにインターネットと関わっているのか、端末はどのようなものを使っているのか、気になりますよね。

光ブロードバンドサービスを提供しているBIGLOBEが「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」第1弾・第2弾を実施した結果を発表しています。
全国で未就学児~高校生の子どもがいる20代~50代の男女500人に2024年1月にアンケート調査をした結果、今どきのインターネット利用状況が明らかになりました。


平均5台の端末を家庭でインターネットに接続している

家庭でインターネット回線を契約している485人の中で、インターネットに接続する端末の数を尋ねると、平均5台という結果が出ました。
20代の親の家庭では平均3.3台、50代の親の家庭では平均6.7台の端末がある状況です。子どもの年代別では、一番下の子どもが未就学児の家庭は平均4.1台、高校生の家庭は平均6.5台です。子どもの年代が上になるにつれて、インターネットに接続する端末の台数が増える結果となっています。
詳細を調べると、例えば次のような内訳です。


〇20代:未就学児の親で、端末3台の場合:スマホ2台、パソコン1台
〇30代:未就学児の親で、端末7台の場合:スマホ4台(父私物、父会社用、母、子供)、PC2台(父、母)、タブレット1台(子供) 
〇40代:中高生の親で、端末10台の場合:テレビ1台、スマホ4台(夫、妻、息子、娘)、PC1台(夫)、タブレット1台(息子)、ゲーム機3台(夫、息子、娘)

中高生の場合、子どももインターネットに接続する複数の端末を持っていることがわかりますね。


小学生にも普及してきている多くの端末

インターネットに接続できる様々な端末がありますので、子どもたちへの端末の普及率を調べた結果も参考になる情報です。

BIGLOBEの調査によると、「小学生の子どもが所有している端末(子ども専用のもの)について」質問したところ、「スマートフォン」は小学校低学年(1~3年生)では29.1%、小学校高学年(4~6年生)では52.9%という結果に。
「学校支給の端末(タブレット、ノートPCなど)」は低学年(34%)、高学年(39.5%)、「(インターネットに繋がる)ゲーム機」は低学年(27.2%)、高学年(37%)なども、高学年になると増加がみられました。
一方、「キッズ携帯」は低学年(22.3%)、高学年(17.6%)、「GPS」は低学年(19.4%)、高学年(11.8%)と、高学年になると減少する傾向にあります。「所有していない」という回答は、低学年では28.2%ですが、高学年では9.2%となり、小学校高学年では9割が子ども専用の端末を所有していることがわかります。


小学生のインターネット利用「当たり前」!?

BIGLOBEの調査によると、「子どもがタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて」それぞれの成長時期ごとに聞くと、中学生・高校生では「今の時代は当たり前だと思う」「やや当たり前だと思う」と回答した割合が8割、小学生では7割、未就学児でも5割となりました。
親世代の認識は、「今の時代のインターネット利用は当たり前」と考える方が圧倒的に多いという結果です。


インターネット利用のルールはどうしてる?


「子どものインターネット利用のルールについて」決めているか質問をすると、「利用時間に関するルール(タブレットやスマホを見る時間は1日〇時間までなど)」、「利用時間帯に関するルール(夜〇時以降は使用禁止など)」、「利用内容に関するルール(アクセスしても良いサイト・利用しても良いアプリを限定するなど)」いずれも「決めていない」と回答した人の方が多く6割強でした。
ルール決めに関しては、悩むご家庭も多いと思うのですが、6割強はルール決めをしていないという結果になり、寛容にしているご家庭が多い印象をうけますね。


子どものスクリーンタイムはどのくらい?

「子どもの1日あたりのスクリーンタイムについて」質問をしたところ、未就学児では「30分~60分未満」(29.6%)が最も多く、60分未満という割合は6割に。小学生でも「30分~60分未満」(23.4%)が最も多く、60分未満という割合は5割でした。
一方、中学生・高校生では、「120分以上」(40.6%)が最も多い結果に。


勉強や習い事はタブレットを利用する時代に

小学生~中高生の子どもがいる人を対象に、子どもは「勉強や習い事にタブレットを使用しているか」(通信教育のタブレットコース、塾、勉強アプリ、オンラインの習い事など、一部スマホ利用も含む)質問をすると、「使用している」と回答した割合は、小学校低学年(1~3年)で60.2%、小学校高学年(4~6年)で66.4%、中学生・高校生で65.5%と、6割を超える結果となりました。
タブレットがないと、勉強についていけない、習い事ができない、といった事態に今後なっていくのかもしれません。


今の時代、インターネット端末が、仕事上でも生活上でも欠かせませんが、子ども世代にとっても同じく、欠かせないものとなっています。持たせる必要があるとしても、子どもの端末の使い方や、使う時間の長さは、親にとっては気になる部分だと思います。この調査を参考に、我が家のインターネット端末の使い方を、今一度家族で話し合ってみても良いですね。


■BIGLOBEホームページ

平均5台の端末が家庭でインターネットに接続「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」第1弾

小中高生の6割強が「勉強や習い事にタブレットを利用」「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」第2弾


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