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子どもの知能タイプは?良いところを伸ばしてあげるには?

子どもの知能タイプは?良いところを伸ばしてあげるには?

子育てにおいて重要なのは、その子自身の「良いところ」に気付き、それを伸ばしてあげることです。

しかし、1番近くにいる親ですら、子どもの「良いところ」に気付けないこともあります。

そこで、今回は「多重知能理論」を使って子どもの知能タイプを知ることから始めていきましょう。

知能タイプを知ることで、子どもの特性を知り得意分野をどんどん伸ばすことができるようになります。

子どもの知能は8つのタイプに分けられる

子どもの知能は、以下の8つのタイプに分けることができます。

① 言語的知能

このタイプの子どもは、言語化することに長けていて、お喋りをすること、本を読むこと、文章を書くことを得意とします。

② 論理的・数学的知能

このタイプの子どもは、数に興味を持ち、科学的なことに対する理解力が高いです。いわゆる”理数系”なタイプです。

③ 空間的知能

このタイプの子どもは、言葉で説明されるよりも、絵や図解で示された方が理解しやすく、パズルや積み木などを好みます。

④ 音楽的知能

このタイプの子どもは、とにかく音楽が好きで、歌を歌ったり、ダンスをしたり、小さいうちから楽器の演奏に興味を持つ子もいます。

⑤ 身体運動的知能

このタイプの子どもは、身体能力が高く、同年代の子どもと比べてもスポーツなど身体を動かすことを得意とします。

⑥ 対人的知能

このタイプの子どもは、ひとりで黙々と作業するよりも、誰かと一緒にやることに楽しみを覚えるタイプで、人から頼られることを好みます。

⑦ 内省的知能

このタイプの子どもは、何でもひとりでやりたがるタイプで、ひとりでやらせた方が集中もしてくれます。

⑧ 博物的知能

このタイプの子どもは、自分の好きなことに特別詳しく、さまざまな知識を持ちます。大人もビックリするような知識を披露してくれることも多いでしょう。

子どもに合った勉強方法を取り入れるには?

上記の内、いわゆる「勉強面」に活かせるのは、「言語的知能」と「論理・数学的知能」の2つのみで、勉強が得意な子どもも多いです。

ただし、それ以外の6タイプの子どもも特性を活かし、伸ばしてあげれば、学習能力にもしっかりと反映します。

③~⑥のタイプの子どもの良いところを伸ばすには?

③ 空間的知能

学習の際には、図や写真などが多い本などを選ぶと良いでしょう。

④ 音楽的知能

英語の歌を歌いながら英単語を学ぶなど、音楽に合わせて学習すると良いでしょう。

⑤ 身体運動的知能

実際に実験をしてみるなど、頭を動かすだけでなく、身体を使った勉強法がおすすめです。

⑥ 対人的知能

ひとりでの学習は不得意なので、家族と一緒に学んだり、誰かと一緒に学ばせると効果的です。

⑦ 内省的知能

ひとりで集中できる場所や時間を作ってあげることで、良いところを伸ばせます。

⑧ 博物的知能

好きなことに通ずる本や図鑑を与えたり、実際に「見る」ことでさらに知識を伸ばすことができます。

まとめ|知能タイプを見極めて、上手く子どもを伸ばすには

このように、子どもにはさまざまな知能タイプがあります。

まずは、紹介した8つの知能タイプの中から、我が子がどのタイプに当てはまるのかを考えていきましょう。

次に、それに合わせて学習方法を工夫します。

たしかに「言語的知能」や「論理・数学的知能」に当てはまる子どもは、勉強が得意な傾向にありますが、③~⑥のタイプの子どもが学習に向いていないわけではありません。

それぞれの長所を活かし、それを伸ばすような学習方法を提供してあげれば、子どもは自分の好きを伸ばしながら知識をつけていくことができます。

1番身近な存在であるお母さん・お父さんでも、子どもの知能タイプを知らないことはよくあります。

ぜひ、この記事を参考に、お子さんの「良いところ」を伸ばしてあげてください。


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