復習をするときの効率の良い勉強方法とは?子どもの学力向上におすすめ
株式会社フロンティアコンサルティング 代表取締役
上岡 正明 (かみおか まさあき)
大学院にてMBA(情報工学博士前期課程)取得。専門分野は社会心理、小児心理。多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学で客員講師等を歴任。子どもの脳の発育と行動心理に基づく研究セミナーは常に人気を博している。著者に『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)、『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』(ぶんか社)、などベストセラー多数。中国や台湾、韓国でも翻訳され累計85万部となっている。 Twitterフォロアー5万人、YouTubeチャンネル登録者23万人を超える教育系ユーチューバーでもある。
> 監修者の詳細はこちら勉強の方法はさまざまありますが、有名な方法のひとつに「一夜漬け」があります。
「一夜漬け」というのは、文字の通り、テストの前日に一気に知識を詰め込む方法です。テストに出る内容が近々に勉強した内容になるので、それなりの結果が出せることもありますが、そのように覚えた知識は長くは覚えていられません。
「テスト期間にだけ勉強する」という方法もよくある勉強法の1つですが、こちらも同じです。一夜漬けよりは流石に長く記憶に留まりますが、ずっと引き出して使える知識とはならないことがほとんどです。
つまり、勉強したことを自分の知識として完璧に会得するには、勉強時間を分散して、ときには復習をすることが大切なのです。今日はそんな復習をするときの効率の良い勉強方法についてお伝えしていきます。
子どもの学力向上、知識の定着にぜひ、お役立てください。
復習をするタイミングはいつが良い?
勉強したことを知識として根付かせるには、復習が必須といっても過言ではありません。
では、具体的に復習はどのタイミング、間隔で行うと良いのでしょうか?
復習の間隔は少しずつ広げると良い
知識は、何度も繰り返し勉強することで定着していきます。
つまり、1、2回ではなく、復習のタイミングは多ければ多いほど良いです。仮にテスト前の1週間で、その科目に3時間、時間を使えるとします。この場合、1時間を3日行うよりも、30分を6日行うほうが知識の定着はしやすいといわれています。
また、復習の間隔は、少しずつ延ばしていく方が効果的です。受験勉強などの場合なら、今日勉強したことは、1~2日後に復習し、その次は1週間後、2週間後、1ヶ月後のように復習を重ねていくことで、知識が記憶として定着していくのです。
だからこそ、「一夜漬け」や「テスト期間だけ」の勉強はなるべく避け、長い日数をかけて勉強することが大切だといわれています。
とくに「暗記科目」に効果的
復習の効果は、とくに「暗記科目」に効果的です。
例えば、社会(地理・歴史)、理科(科学・化学)などの科目です。こういった科目の場合、用語などが多く出てくるので、計算の解き方を1つ覚えるのより遥かに覚える項目が多いです。
「暗記科目」の勉強におすすめなのは、一問一答式の問題集ですが、知識が根付くまでに時間がかかります。上記の復習のタイミングや頻度などを上手く活用しながら、勉強を進めてみてください。
まとめ|さまざまな学習に「復習」が活きる
今回はいわゆる学校のお勉強のお話をさせていただきましたが、これは、スポーツや楽器の演奏、歌唱、語学、趣味の分野を習得するのにも非常に大切です。
子どもの知識の定着はもちろんのこと、大人もまた、復習という反復練習でさまざまな学習を進めることができます。
ぜひ、さまざまな学習にお役立てください。