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子どもと楽しい「瞑想」の時間|マインドフルネスのやり方

子どもと楽しい「瞑想」の時間|マインドフルネスのやり方
この記事の監修
上岡 正明

株式会社フロンティアコンサルティング 代表取締役

上岡 正明 (かみおか まさあき)

大学院にてMBA(情報工学博士前期課程)取得。専門分野は社会心理、小児心理。多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学で客員講師等を歴任。子どもの脳の発育と行動心理に基づく研究セミナーは常に人気を博している。著者に『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)、『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』(ぶんか社)、などベストセラー多数。中国や台湾、韓国でも翻訳され累計85万部となっている。 Twitterフォロアー5万人、YouTubeチャンネル登録者23万人を超える教育系ユーチューバーでもある。

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マインドフルネスとは、身体の五感に意識を集中させ、今、この瞬間に自分が経験していることに意識する心の状態のことです。

自分をこの状態に置くことによって、自らをあるがままに受け入れ、不安や緊張などのストレスから解放され、脳の疲れをリセットすることができます。

また、マインドフルネス後は、心が軽くなり、よりリラックスできるので幸福度が高まるといわれています。

このマインドフルネスは、世界中の著名人が実践していることでも注目されていて、近年は子どもたちの教育にも取り入れられつつあります。

大人はもちろんのこと、子どもにとっても非常に良い効果がありますので、ぜひ、親子で楽しい「瞑想」タイムを取ってみてください。

楽しい瞑想時間の取り方|マインドフルネスの方法

毎日10分ほどの瞑想時間を取ることは、上記にあるような効果の他、創造力を高める効果に期待できます。

具体的にどのようにすれば良いのか、その方法をご紹介していきます。

マインドフルネス瞑想の方法

  • ① 姿勢を良くして座り、お腹と肩の力を抜きます。
  • ② 足は楽にしてください。あぐらでも問題ありません。手は、太ももの上もしくはお腹に優しく触れます。
  • ③ 目は優しく閉じるか、前方を見ます。
  • ④ この体勢が整ったら、鼻からゆっくり息を吸い、お腹が膨らむ感覚、へこむ感覚、体内に空気が入る感覚を意識します。
  • ⑤ 余計なことが頭に浮かんできても、呼吸に意識を向け、約3分間を過ごします。

ムーブメント瞑想の方法

座ってじっとしているのが落ち着かない場合には、ムーブメント瞑想もおすすめです。

この方法は、呼吸ではなく身体が動く感覚を強く意識することで雑念を取り払います。

  • ① 足を肩幅に開きます。
  • ② 腕の力を抜き、下から上へゆっくり動かします。
  • ③ 腕をあげきったところで止め、筋肉や肩の開きなどに注意を向けます。
  • ④ 最後にゆっくりと腕を下げ、これを数回繰り返します。

子どもと楽しく「瞑想」をするときの注意点

「瞑想」自体はとても簡単な方法ですので、子どもでも簡単にできます。

最後にいくつか注意点をご紹介します。

同じ時間、同じ場所でやることをルーティン化する

瞑想は、毎日同じ時間・同じ場所で続けていくことでより高い効果を得られます。

テレビやスマートフォンが気にならない静かな場所で、1日3分間×3セットを目標にしましょう。

お風呂の後や就寝前の時間を利用して、上手くルーティン化することが大切です。

親子で一緒にやることが重要

子どもは見様見真似となりますが、親が瞑想を習慣化することで、子どもにも習慣がつきやすいです。

また子どものストレスの原因は親であることも多いので、親自身のストレスを解消し、子どもへの接し方を柔らかくする目的もあります。

触覚を刺激する

今回ご紹介した方法は、座禅などに基づく瞑想ですが、子どもにとっては触覚を刺激することも瞑想と同じような効果が得られるといわれています。

触れて楽しめる粘土遊びや、家庭菜園などはとくにマインドフルネスを行う上でおすすめです。

なかなか瞑想をする習慣が根付かない場合には、こういったことも積極的に取り入れていくと良いでしょう。

まとめ|ストレスを解消するテクニックは大人になっても役立つ

瞑想を毎日の生活に取り入れることは、子どものためにもなりますが、親のためでもあります。

親自身がストレスなく日々を過ごすことは、子どもにとっても非常に良いことです。

また、子どもが自分でストレスを解消できるテクニックを身につけることは、生涯において役立ちます。

ぜひ、親子で瞑想時間を取り入れ、心と身体の調子を整えていきましょう。


この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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