中学校は公立と私立どっちが良い?子どもと決める進学先
今の世の中は、“多様性の時代”という言葉がさまざまなところで使われています。それはいわゆるLGBTQなどの個性の話だけではなく、今の子どもたちには、昔よりもたくさんの選択肢があるといえるでしょう。
実際、今の子どもたちは、公立・私立だけではなく、第三の選択がいくつもあります。通信制、全寮制、インターナショナルスクール、フリースクール、学校の多様化も時代の流れとともに進んでいるのです。その中から、最良の選択をするには「学校に求めるもの」を明確にしておく必要があります。何故なら、思春期の大半の時期を過ごすことになる学校は、子どもの成長に良くも悪くも大きな影響を与えるからです。
地元の公立中学か中学受験をするかを決める
地元の中学校に進むメリットは、私立と比べて、学費を大きく抑えられることです。
また、子どもにとっても、家が近いこと、お友達が多いこと、受験をしなくて良いことなどは大きなメリットとなります。
一方、中学受験を選ぶと、学費も高いですし、子どもの負担も大きくなります。ただ、私立は私立の良さがあり、勉強や部活に打ち込める環境が整っていたり、新しい環境でリスタートを切ることができるなどのメリットもあります。
また、中高一貫校も多くあるため、高校受験をしなくて良い場合もあります。まずは、地元の公立中学校に進むか、中学受験をして私立の中学校に進むか、子どもとメリット・デメリットの両面を話し合い、決めてください。
中学受験をするなら塾選びも肝心
中学受験を決める子どもは、一般的に小学3年生の2月頃から塾に行き始めます。
大手のチェーン塾から、地元の個人塾まで、塾も多様性の時代です。子どもが小さいうちは、スケジュールの管理や送迎、教材の準備や宿題など、親のサポートが必要になる塾も多いため、実績や成績のレベルだけで決めることのないようにしてください。
学校に「何を求めるか」を明確にするために
まずは、オープンスクールに参加してみましょう。
いろいろな学校を見ておくことで、その学校のいいところ・悪いところがだんだん見えてきます。
具体的に「何を求めるか」については、以下の4つのポイントを参考にしてください。
① 男子校、女子校、共学で決める
男子校・女子校は、多感な思春期に異性を気にせず、学校生活を送れる魅力がありますが、共学は、そういう多様な環境に身を置ける魅力があります。
② その学校の歴史や背景を知る
学校を決めるときに、その学校の歴史を調べる保護者は少数ですが、実は、意外と重要です。
何故なら、学校ごとに特色があり、その特色を得て大人になっていくからです。
③ 自由と規律のバランスを見る
自由と規律のバランスは、オープンスクールや文化祭に参加することで知ることができます。
学生がどう過ごしているかはもちろんのこと、先生と生徒の関係性はどうかなどもポイントになります。
④ 進学実績を見る
いわゆる“進学校”と呼ばれるようなところは、進学実績をアピールしていて、受験対策に重点を置いた授業内容になっています。
進学校についても、メリット・デメリットの両面があるので、子どもと話し合いながら決めていきましょう。
第一志望に重きを置きすぎないこと
進学する上で気をつけたいのは「第一志望に重きを置きすぎないこと」です。
第一志望以外は認めないといったスタンスのまま受験に失敗してしまうと、親も子どもも多大なショックを抱えてしまいます。
「ここも、あそこも魅力的だよね」くらいのスタンスでいれば、どの学校に受かっても、仮に受からなくても、子どもの進路を喜べるようになります。
まとめ|子どもの意向に沿った進学先がベスト
結局のところ、学校に通学するのは子ども自身です。
小学生のうちは「どこの中学校に行きたい」といった明確な目標を持てる子ばかりではないですが、子どもの望んでいない進学をさせるのは本末転倒です。公立の中学校を選ぶにせよ、私立の中学に行くために受験することを選ぶにせよ、子どもの意思をなるべく尊重してあげてください。