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【偏食】特定のものばかり食べる場合の4つの対応|発達障害支援

【偏食】特定のものばかり食べる場合の4つの対応|発達障害支援

この記事では、発達障害のお子さんが特定のものばかり食べたがる「偏食」の理由と、家庭でできる具体的な対応方法について解説します。「毎食○○を食べたがるので困る」「○○がないと不機嫌になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、発達障害の子が偏食をする理由、特定のものばかり食べていても構わない条件、そして特定のものを食べる量や頻度を減らしていく方法やポイントなどに関してお話ししていきますね。

【偏食】発達障害の子が特定のものばかり食べたがる主な理由3つ

それでは発達障害の子が特定のものばかり食べたがる主な理由を紹介していきます。理由を知ることで、お子さんの偏食を和らげる(改善する)ヒントが見つかるはずです。

1:単純に好きすぎるから

単にその食べ物が好きすぎるせいでたくさん食べたがる場合もあります。大人でも例えば甘いチョコレートが好きでやめられない人がいますがそれと似ています。特に発達障害の子は好き・嫌いの振り幅が激しい傾向にあるため、のめり込みやすいです。

これについては「好きでもそればかりは食べられない」というバランスの大切さを少しずつ伝えつつ、記事後半で紹介していく食べる量・頻度を減らす方法を試していただければと思います。

2:常同行動

発達障害の子の中にはこだわりが強く、同じ行動を取りたがる子もいます。これを「常同(じょうどう)行動(同じ行動を繰り返すこと)」と言います(※常同行動があるからといって必ずしも発達障害とは限りません)。

これについても考え方は「単純に好きすぎる場合」と同じです。そもそも「好きすぎること」と「常同行動を取ること」は区別しにくいですし、両立します。

3:ストレスや不安の解消のため

特定のものばかり食べることがお子さんのストレス解消になっていたり、「同じものを食べないと不安」という状態になっていたりする可能性があります。

こうなる理由としては色々な候補があります。ただ、親子のコミュニケーションを大切にして日頃から愛情を伝えていくことで、ストレスや不安が和らぎ、偏食を含めた「困りごと」が落ち着いていくケースが多いです。

【偏食】特定のものばかり食べていてもいい4つの条件|発達障害支援

発達障害のお子さんが特定の食べ物ばかり食べているからといって、その偏食を必ずしもやめさせなければならないわけではありません。

では、どういった条件を満たしていれば、特定のものばかり食べていてもいいのでしょうか。いくつか紹介していきます。論から言うと、健康や生活に具体的な支障がないのであれば、無理にやめさせる必要はありません。

1:身体への悪影響が少ない食べ物

例えば、油分・糖分・塩分などの多い食べ物、辛みがあって内臓に負担がかかる食べ物などは、食べすぎないよう注意が必要です。もちろん完全にシャットアウトする必要はありませんが、食べる量はしっかりとコントロールするべきです。

ただ、逆に身体への悪影響が少ない食べ物に関しては、他の要素によって支障が出ないのであれば理論上そればかり食べていても構わないはずです。

むしろ例えば、煮干し、野菜、ナッツ類などの身体にいいとされている食べ物に関しては、場合によってはどんどん食べた方がいいくらいかもしれません。

2:普段の食事もきちんと食べている

身体にいい食べ物だからといって、そればかり食べてお腹を満たしてしまい、普段の食事を食べられないようでは困りますよね。逆に言えば特定のものをたくさん食べていても、普段の食事に影響しないのであれば問題はないはずです。

3:コストが高すぎない

金額の高い食べ物など、コストが高すぎるものを食べすぎる場合も直したいものです。たとえ身体にいい食べ物だとしても、家計を犠牲にしてまで食べさせるべきではないはずです。

4:集団生活(園や学校など)で本人が困らない

例えば塩分などが控えめで身体にいいふりかけだとしても、「白米にふりかけをかけないと食べたくない!」という態度を見せてしまうと、集団生活では本人自身が困ってしまうかもしれません。

もちろん家庭ではふりかけをかけてもいいのかもしれませんが、「ふりかけなしでも食べられる」ようにはしておいた方が好ましいはずです。

【偏食】特定のものを食べる量・頻度を減らす4つの方法・ポイント|発達障害

それでは発達障害のお子さんが特定の食べ物を食べる量や頻度を減らしていくための方法やポイントをいくつか紹介していきます。食べ物の偏食以外でも応用できるやり方ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

1:食べる量を少しずつ減らす

いきなり全く食べないとなるとお子さんの抵抗心も強くなるでしょうから、徐々に減らしていくことをおすすめします。例えば1割ほど減らした場合はお子さんはほぼ気付かないと思いますが、それでも1割ずつ減らしていくことでトータルで大きく減らせるはずです。

2:食べる頻度を少しずつ減らす

量はそのままで食べる頻度を減らしていくという方法です。特にお子さんが「減らすのではなく、たまに普通に食べる方が満足できる」という性格である場合におすすめです。もしくは生卵など、「減らすこと」が物理的に難しい場合にも有効な選択肢となります。

3:量と頻度を少しずつ減らす

こちらは単純に「1」と「2」の組み合わせです。例えば「1週間トータルでどれくらい食べる量を減らせるか」と考えて、量と頻度を少しずつ減らしていくのもいいでしょう。

量や頻度を減らせたらしっかり褒める

どのような方法であっても食べる量や頻度を減らすことができたら、しっかり褒めてあげましょう。

特に本人もほとんど気付かないレベルの量が減っただけなのに褒められたとなれば、「これくらいのことでも褒められるならこれからも頑張ろう!」という気持ちになって、どんどん偏食が軽減されていくかもしれません。

4:日頃の親子のコミュニケーションを増やす

すでに少し触れていますが、日頃の親子のコミュニケーションを増やして愛情を伝えることで、お子さんのストレス・不安が和らぎ、問題行動が減っていく可能性があります。

まとめ

発達障害のお子さんの食事では「○○が嫌いだから何とかしたい」という悩みが出やすいですが、その逆の「○○ばかり食べたがる」というタイプの偏食になるケースもあります。

ただ、考え方によっては「食べなさすぎるよりは良い」とも捉えられるかもしれません。そのためある程度気軽に考えつつ、今回紹介したような方法を試していただければと思います。

この記事を書いた人
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