子どもの目をブルーライトから守るには?今の時代に合った目のケア
テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム、さまざまなデジタル機器に囲まれている今の子どもたちは、昔の子どもと比べ、視力が低下しています。
文部科学省の「学校保健統計調査」(令和4年度)によると、裸眼視力が1.0未満の子どもの割合は、幼稚園・保育園で24.95%、小学校で37.88%に達しています。視力には遺伝の要素もありますが、やはり、デジタル機器を見る時間が増えたことが大きな要因であることは間違いありません。完全にデジタル機器を排除することができない今、子どもの目を守るためにはどんなことができるでしょうか?
子どもはブルーライトの影響を受けやすい
デジタル機器から出ているブルーライトは、近くで見るほど浴びる量が増加します。
「もっとテレビから離れてみなさい」と子どもの頃注意された経験をお持ちの方も多いと思いますが、それには、こういった理由があったのです。また、子どもは、ピントを合わせる力が弱く、目に入る光の量も大人に比べて数倍多いので、ブルーライトの影響を受けやすいです。
さらに、子どもは、角膜を覆っている涙の膜がしっかりしているので、2~3分間まばたきをせずに画面を見続けることができてしまいます。子どもにとっては自然なことですが、視力が低下しやすい環境が揃ってしまっているのが事実です。
子どもの目を守るためにできること
では、子どもの目を守るためにはどのようにしたらいいでしょうか?
① 1日30分屋外で遊ぶ
日光に含まれているバイオレットライトには、近視の進行を抑える効果があります。紫外線は悪とされる傾向にありますが、日光を浴びることは、目にとっても重要な役割を果たしています。
子どもは、毎日30分ほど屋外で太陽の光を浴びて遊ぶのが理想的です。
② 画面から目を離す
ブルーライトの影響は、近ければ近いほど大きくなります。例えば、スマートフォンを見るときなどは、相当画面に近く、強いブルーライトを浴びます。
どのデジタル機器もなるべく画面から遠ざけて使用することを子どもに伝えてください。
③ 適度に目を休ませる
長時間目を使っていると、目が緊張状態になり、多くの負担がかかります。アメリカの眼科学会では、「20-20-20」という目を休ませるルールを推奨しています。これは、「20分」ごとに「20フィート」(約6メートル)先を「20秒」見ることを指しています。
子どもにこれをルール付けするのは難しいので、20分ごとに声をかけてあげると良いでしょう。
まとめ|デジタル機器が欠かせないからこその目のケアを
私たちの生活から、デジタル機器を排除するのは難しいことです。それは、子どもたちも同じです。
デジタル機器が欠かせない今の時代だからこそ、日頃から目のケアを行い、なるべく視力を低下させないようにしたいものですね。