発達障害の子の日中の眠気対策4選|昼寝をしても大丈夫?
この記事では、発達障害のお子さんの日中の眠気対策などについて解説していきます。「学校や保育園で昼間眠くなることが多くて困っているらしい」とお悩みの方は少なくないと思います。
本記事では、発達障害のお子さんの日中の眠気対策『そのもの』よりも大事なこと、具体的な眠気対策方法、昼寝をしても大丈夫なのかどうか、などに関して解説していきますね。
日中の眠気対策で最重要なのは結局のところ早寝早起き|発達障害支援
本記事では日中の眠気対策方法などを紹介していきますが、結局のところ一番大事なのは日々の早寝早起きです。生活リズムが乱れていては、いくら眠気対策を知ってもその場しのぎにしかなりません。
特に発達障害のお子さんの中には睡眠や起床に関する難しさを抱えている子が少なくありませんが、できることから取り組んでいきましょう。
例えば、寝る2時間前からはスマホなどを見ない、日中外で遊ぶ、寝具・音・光など寝るための環境を整える、朝起きたらすぐに日光を浴びるなどですね。
発達障害のお子さんが日中の眠気に対処するシンプルな方法4選
それでは発達障害のお子さんが日中の眠気を撃退するためのシンプルな方法をいくつか紹介していきます。特に発達障害の場合、難しいことを実行するのが苦手な傾向にあるため、簡単な方法を取り入れることが大事です。
1:立って10歩歩く
立ち上がって10歩くらい歩くだけで、筋肉が動いて脳への血流量がアップして、眠気が軽減されます。「ちょっと歩くだけでスッキリするから、学校の休み時間は少し歩くんだよ」などと簡単に教えてあげるといいでしょう。
もちろん歩きすぎると疲れて眠くなる可能性があるので気を付けてくださいね。「散歩」ではなく「歩く」だけです。
2:水を飲む
水を飲むことによっても脳への血流量が上がって眠気が飛びやすくなりますので、学校の休み時間にはたびたび飲むように教えましょう。特に発達障害のお子さんの場合、言わないと「喉が渇くまで全く水分を摂らない」こともあり得るため、注意が必要です。
コーヒーなどのカフェインはおすすめしません
カフェインには眠気を覚ます効果が期待できるものの、夜眠りにくく、そして眠りが浅くなる可能性があるのでおすすめしません。また、発達障害(特にADHDなど)の特性を持つお子さんの場合、カフェインを摂取すると脳がリラックスして、かえって眠くなるケースがあるとも言われています。
もちろんお子さんがある程度成長してから、自分でコーヒーを用意して飲む習慣ができるのは構いませんが、そうでなければあえてやめておくのが無難です。
3:手をグーパーするなど身体を動かす
授業中など大きな動作ができないタイミングで眠気が訪れた場合は、手をグーパーするなどして身体を動かすことをおすすめします。これによって血行が良くなり、眠気が飛びやすいです。
他にも脚をピンと伸ばす、足首を回す、両肩をグッと上げるなど、あまり目立たない運動はたくさんあるので、お子さんがやりやすい方法を探して・試してみてはいかがでしょうか。
4:誰かと話す|もしくは朗読
誰かと話すことにより「考える」という行動をするため眠気が飛ぶ可能性が高いです。休み時間であれば先生や友達と話せますし、授業中でも自分から積極的に手を挙げて発言すれば眠くなくなるかもしれません。
近くに話せる人がいない場合は、教科書などを声を出して読むことで眠気が軽くなります。教科書では堅苦しく感じるなら、好きな漫画やアニメのセリフなどでも構いません。
発達障害で日中に眠気を感じても昼寝は基本的におすすめしません
短時間昼寝をすると頭がスッキリしてパフォーマンスが上がる人も少なくありません(昼寝の時間を導入している企業などもあるくらいです)。
ですが特に発達障害のお子さんの場合、睡眠の管理が苦手で眠りすぎたり、「この時間で眠らないと!」と焦って結局眠れずストレスを溜めたりする可能性もあるため基本的に昼寝はおすすめしません。
そもそも学校などでは昼寝をするのは難しいと思いますが、休日の自宅などでもあまり昼寝はしない方がいいと思います。最悪の場合、生活リズムが乱れるだけです。
どうしても昼寝をするなら15~20分程度。タイマーをセットする
どうしても昼寝をしたい場合でも15~20分程度に留めておきましょう。寝過ごし防止のためにもタイマーをセットすることをおすすめします。
まとめ
発達障害のお子さんが日中に眠気を感じた場合の対処方法などについてお伝えしましたが、結局のところ一番大事なのは日々の早寝早起きです。これをした上で昼間に眠くなった場合は、今回紹介した方法を試してみてくださいね。
ただ、例えば授業中に寝てしまったとしても、(繰り返さないように対策はするべきですが)致命的なミスとは言えません。そのためお子さんにあまり「昼間絶対に寝ちゃダメだからね!」などとプレッシャーをかけないようにしましょう。