褒めて伸ばすの落とし穴|子どもに良い影響を与える褒め方を!
日本人はたびたび、自己肯定感が低いといわれています。そこで、子育ての主流になってきているのが、褒めて伸ばす子育ての方法です。今の親世代である私たちの中には、「子どもの頃にもっとたくさん親に褒められたかった」という思いを持っている人も少なくありません。
それが、近年の子育てに現れてきているのです。しかし、褒めて伸ばすというのは、簡単なようで、意外と難しいものです。褒め方によっては、子どもに不安やプレッシャーを与えてしまったり、モチベーションを下げてしまうことにもなりかねないのです。今回は、子どもの褒め方について詳しく解説していきます。
子どもにこんな褒め方していませんか?
子どもを褒めるときのフレーズには、次のようなものが一般的です。
- ◯◯くん、すごいね!
- ◯◯ちゃん、よくできたね!
- えらいね!
- さすが、◯◯くんだね。
- ◯◯ちゃん、才能あるよ~!
- なんでもできるようになったね!
つい口にしてしまうこれらのフレーズは、必ずしも子どもに良い影響を与えているとは言い切れません。もちろん褒めることは悪いことではないですし、子どもを認めてあげることはとても大切です。でも、一歩間違えば、褒めて伸ばそうとしたことがマイナスの結果を生んでしまうこともあるのです。
子どもの上手な褒め方 3選
ここからは、子どもの上手な褒め方をケースごとに分けて紹介していきます。
① 綺麗に字が書けたとき
「上手に書けたね」というのは、抽象的な褒め方になってしまい、子どもにどこが良かったのかを上手く伝えることができません。
「集中して書けていたね」、「文字がいきいきしていたね」、「止めとはらいが丁寧にできたね」など、具体性を持った褒め方にすると良いでしょう。こうすることによって、さらに上手に字を書こうというモチベーションも高まります。
② 周りの人に優しくできたとき
「◯◯くんは優しいね」という褒め方は、ときにプレッシャーになるだけでなく、「褒められること」が目的になり、相手を思いやる本来の気持ちが二の次になってしまう恐れがあります。
子どもが人のために優しい行動をとれたときは、子どもの感情を読み取り、「◯◯くんがひとりぼっちだから声をかけてあげてくれたんだね」というように良いポイントを伝えてあげると良いでしょう。
③ テストの点数がよかったとき
「天才だね」、「頭いいね」などの褒め方は、子どもの自信過剰に繋がります。
良い点数が取れなかったときに自己肯定感が低くなったり、情緒が不安定になってしまうことも考えられるので、点数だけにとらわれず、「毎日しっかりお勉強した結果だね」など努力した過程を褒めてあげるのが理想です。
まとめ|褒め方ひとつで子どもの伸び方は変わる
子どもを褒めて伸ばすのはとても良い子育ての方法ですが、褒め方を間違うと、子どもにマイナスの影響を与えてしまいかねません。できる限り、具体的に努力や過程を褒めてあげることによって、子どもに良い影響を与えることができます。褒めて伸ばすを実践するためにも、ぜひ気をつけてみてください。