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不登校のお子さんに学校復帰の話題を出す流れの3パターン解説|話題に出せる条件は?

不登校のお子さんに学校復帰の話題を出す流れの3パターン解説|話題に出せる条件は?
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この記事ではお子さんの不登校でお悩みの保護者の方々に向けて、学校復帰の話題を出す流れのパターンや、復帰の話題を出すことを検討できる条件などについてお話ししていきます。特に不登校から復帰する準備はできていそうなものの学校についてどのように切り出していいかわからないとお悩みの方や、お子さんの方から復帰に関して言い出したものの対応方法で悩んでいるという方におすすめの内容となっています。

本記事では、復帰の話題を出すために満たしたい条件や、学校復帰の話題を出す流れのパターンなどに関してお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

不登校のお子さんに学校復帰の話題を出すために満たしたい5つの条件

お子さんが不登校になってもすぐに学校復帰の話題を出すのではなく、基本的には以下の5つの条件をすべて満たすまで待つことをおすすめします。

条件1:学校に通っているときと同じ生活リズムに戻っている

不登校になるとオンラインゲーム、YouTube、SNSなどに没頭し、その結果として昼夜逆転してしまうお子さんが少なくありません。そのままでは学校復帰が難しいので、学校に通っているときと同じ生活リズムに戻っていることが望ましいです。

早寝早起きをし、規則正しく食事をして、家の手伝いや勉強、そして運動もする。ゲームなどのデジタル系娯楽については1日1時間から2時間程度に抑えるなど、ルールを作っていくことが大事です。そのためにも1日のスケジュールをお子さんと相談しながら大まかにでも決めて、できる限りその通りに生活させることをおすすめします。

条件2:お子さんの自己肯定感が高くなっている

不登校になった直後のお子さんの多くは自己肯定感が低くなっており、それが十分に回復してからでないと学校復帰は難しいと考えるべきです。自己肯定感を高めるためには細かなことでも毎日積極的に褒めるのが大事です。少なくとも1日10回は褒めることを心がけましょう。

そして例えば「僕なんて」、「どうせ無理」などの後ろ向きな言葉がほぼ出なくなり、さらに家の手伝いなど小さなことでもチャレンジ精神が見えてきた、などの状態になったら、学校復帰を検討できるレベルまで自己肯定感が高まっていると考えて構いません。

条件3:お子さんと保護者の関係性が適切なものになっている

主に以下を満たしていれば適切な関係性になっている可能性が高いです。

  • お子さんが保護者を信頼してなんでも話せる
  • 保護者はお子さんの気持ちや考えなどに共感を示せる
  • それでも保護者が主導権を持ち、温かく見守っている

例えば「もう学校なんて行きたくない」という言葉に対して、「確かにその気持ちもわかるけれど」と共感は示しますが、「でも学校に戻ることを目指した方がいいよ」と方向性を示して主導権を持ちます。するとお子さんからすれば、保護者はしっかり話を聞いて自分を正しい方向に導いてくれる、という印象になるため強く信頼できます。

条件4:柔軟な考え方を持っている

不登校が続いているお子さんは自分を追い込み、○○は□□でなければならない、△△してしまえば絶対に○○にはならない、などと極端に考えてしまう傾向にあります。学校のことに当てはめるなら、不登校の自分はもうみんなに追いつけない、自分は一生後ろめたさを感じて生きていくなど。

そのためお子さんに柔軟な考え方を身に付けさせることが大事です。例えば、またしばらく学校で生活すれば追いつけると思うよ、本当に追いつかないとダメかな、長い人生の一部だから不登校だったことも将来的には忘れるかもよ、など考え方のヒントを具体的に教えてあげるといいでしょう。

自然にこのような考え方ができるようになってほしいと感じるかもしれませんが、特に小学校低学年程度までは「考え方」も言われないと習得しにくいものです。

また、柔軟な考え方ができているときは積極的に褒めましょう。これを続けていくことで、お子さんのマインドがポジティブになる、失敗を恐れなくなるなどの効果が期待できます。

条件5:時間を使ってしっかりと考えることができている

現代のお子さんたちは、じっくり時間を使って考えることが少なくなっているとされています。不登校なら考えることに時間を多く使いやすいはずですが、デジタル系娯楽に触れすぎているとその時間はなくなり、上でお伝えした柔軟な考え方を身に付けることも、自分自身について深く考えることもあまりしなくなる可能性が高いです。

そのままでは楽な方向に流されていきやすいため、お子さんがゆっくりと考える時間を意図的に確保してあげることが大切です。そのためにも先ほどお伝えしたように、デジタル系娯楽に触れる時間を段階的に制限して、時間を浮かせることをおすすめします。

ちなみに保護者から「とにかくじっくり考えなさい」などと言う必要は基本的にありません。たとえ小学校低学年でも人間は考える生き物であるため、時間があれば考えるものです。

考える時間が多いと不登校を含めてネガティブなことに意識が向くのではと心配になるかもしれませんが、後ろ向きなことについても考えるべきです。柔軟な考え方が身に付いていればお子さんなりにポジティブな方向へと軌道修正できるものですし、そうでなくても例えば、自分だけで考えてもよくわからないから保護者に相談しよう、などと思ってくれます。

不登校のお子さんに学校復帰の話題を出す流れの3パターン解説

それでは不登校のお子さんに対して登校の話題を出す流れを解説していきます。主に3パターンあるので分けてお話ししましょう。

ただ、上で解説した条件を満たしていない場合はいずれのパターンでも学校復帰は難しい、もしくは復帰してもまた学校に行けなくなる可能性が低くはないので気を付けてください。不登校が長引くほど学校復帰の難易度は上がる傾向にあるものの、焦るべきではありません。

パターン1:お子さんから言い出して意志が固まっている

まずはお子さんの方から、そろそろ学校に行く、などと言い出しておおよそ意思が固まっているパターン。お子さんの言動を見れば、行こうかまだ迷っているのか、それとも学校復帰したいと強く思っているのかはおおむねわかるはずです。

意思が固まっているのであればそれは基本的に尊重するべきですので、「明日からで大丈夫?」などと問いかけつつ不安がないか引き出してあげましょう。お子さんの中に心配事がある場合は相談する中で可能な限りアドバイスをするといいでしょう。

パターン2:お子さんから言い出したもののまだ迷いが見える

こちらはお子さんから学校復帰について言い出したもののまだ迷いが見えるパターンです。表情が強張っている、声に元気がない、内心では止めてほしそうに見えるなどの場合は迷いがあると考えるべきです。

いずれにしてもプレッシャーにならないように「わかった」、「了解」くらいで留めつつ、必要そうなら「何かしてほしいことがあれば言ってね」とフォローしましょう。

そしていざとなると「やっぱり行けない」と言い出す可能性もありますが、一切責めずに「でも昨日は学校に行こうと思えたんだから大きな進歩だよ」などと心境の変化を褒めましょう。するとお子さんの自信がさらに高まり、これからも何回か学校に行く、やはり行けないを繰り返すかもしれませんが、いずれは復帰できるようになる場合が多いです。

なお、上で解説したように学校に行くと言った時点ではあっさりと対応するのが重要です。逆に「そうか、頑張ろうね!」と感極まったり、「あなたが学校に行ってくれて嬉しい!」と内心を言ってしまうと、実際には復帰できなかった場合に強い罪悪感を抱くことになりかねないからです。

パターン3:お子さんからは学校復帰を言い出さないケース

お子さんからは学校復帰について言い出さないことも多いです。お子さんから言い出すのをいつまでも待ちたいかもしれませんが、それでは学校復帰が遠のく可能性があるので、上で解説した条件を満たしたら保護者の方から切り出すことも検討しましょう。その具体的なステップを簡単に解説します。

ステップ1として、お子さんの自己肯定感を改めて高める、そしてプラスの変化を実感させるために、これまでの成長を丁寧に褒めましょう。

言葉でじっくり細かく褒めるのもいいですが、まとめる自信がなければノートなどにまとめても構いません。例えば、あなたの成長100個、などのノートを作ってお子さんに渡すのもおすすめ。学校復帰してからもそのノートをたびたび読み返して、心のエネルギーにするかもしれません。

ステップ2として、「とても成長したあなただけれど、まだできていないことがあるよね」などと問いかけるといいでしょう。するとお子さんは恐らく学校について話し始めるはずです。そこで例えば「あなたは家で過ごす間にも成長したから、挑戦できると思うんだけどどうかな、少し考えてみて?」などと言います。

ステップ3として、3日間程度様子を見ましょう。3日間の間に、登校したい、と言い出した場合はパターン1か2に当てはめて動けばいいですが、お子さんから言わないケースでは「学校のこと、考えてみたかな?」と保護者の方から切り出すのがおすすめ。

その上で「学校に行く」と言った場合はやはりパターン1や2に当てはめて考えますが、まだ行けないと答えたなら、「じゃあ、また3日後に聞くね」などと返します。その3日間でお子さんの方から「学校に行く」と言い出したなら解説してきたように対応しますし、行けないと言った場合でも対応は同じです。

あまり期間を決めずに考えさせたいと感じるかもしれませんが、多少の緊張感はあるべき段階ですので具体的に3日間などと指定することをおすすめします。

まとめ

慌ててお子さんに不登校からの復帰を促すべきではありませんが、不登校が長引くほどに復帰が難しくなる傾向にあるので、本記事で解説した土台ができたら学校の話題を出していくことをおすすめします。

お子さんからは学校復帰について言い出さない場合が多いですが、自然に誘導すればお子さんの自己肯定感を高めつつお子さんから切り出させることができる可能性が高いです。その上で3日間をテンポの目安にしつつ、徐々に復帰へと向かっていきましょう。

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