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発達障害のお子さんが「整理整頓できるようになる」サポート方法

発達障害のお子さんが「整理整頓できるようになる」サポート方法
この記事の監修
上岡 正明

株式会社フロンティアコンサルティング 代表取締役

上岡 正明 (かみおか まさあき)

大学院にてMBA(情報工学博士前期課程)取得。専門分野は社会心理、小児心理。多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学で客員講師等を歴任。子どもの脳の発育と行動心理に基づく研究セミナーは常に人気を博している。著者に『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)、『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』(ぶんか社)、などベストセラー多数。中国や台湾、韓国でも翻訳され累計85万部となっている。 Twitterフォロアー5万人、YouTubeチャンネル登録者23万人を超える教育系ユーチューバーでもある。

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この記事では、発達障害のお子さんが学校生活で困らないよう、身の回りの整理整頓を身につけるための具体的なサポート方法について解説します。年齢や発障害の有無に関係なく整理整頓が苦手な人はいるでしょう。
整理整頓には、要るものと不要なものを分ける判断力や、必要なものを使いやすい状態にしておくことが求められ、発達障害のお子さんは特に難しさを感じる作業かと思います。
そこで本記事では、発達障害のお子さんが学校生活で特に整理整頓が必要な場所や整理整頓できるようになるサポート方法などについてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

発達障害のお子さんが学校生活で特に整理整頓が必要な場所

学校で整理整頓ができないと、授業に必要なものがすぐに見つからなかったり、持って帰らないといけない大切なプリントや宿題などが埋もれてしまったりと学校生活にも支障が出てきてしまいます。
ここからは、学校生活で特に整理整頓が必要な場所を4つ紹介していきます。

1:通学バッグ

お子さんが小学生ならランドセル、中学生や高校生ならスクールバッグやリュックなどを毎日使っているかと思います。
整理整頓が苦手なお子さんのバッグは、物の定位置が決まっていないケースがほとんどです。『とりあえず』と手当たり次第に詰め込んでしまうため、必要な道具を探し出すまでに多くの時間を費やしてしまいます。提出物として重要なプリントが期限のあとに出てくるなんてこともあるかもしれません。
また、失くしたはずのハンカチ、消しゴムが入ったままになっているなど、毎日使うからこそすぐに散らかってしまう場所でもあるため、日常的に整頓したいです。

2:引き出しの中

学校の引き出しの中は、親御さんが整理整頓をお手伝いすることができない場所のため、お子さんの管理が重要になる場所です。
引き出し奥の方から、持ち帰り忘れたままのプリントがしわくちゃになっているお子さんは要注意。奥に入ってしまうと気付きにくくなり、学期末に慌てて持ち帰ってきたなんてケースもあります。
プリントが溜まっているなどであれば、まだ見過ごせるかもしれませんが、使い終わったあとのティッシュやマスクなどの衛生に関わるものが入れっぱなしになってしまうことは避けたいです。

3:筆箱

毎授業ほとんど欠かさずに使う筆箱の中身は、使うお子さんの整理整頓の仕方によって、様子が大きく変わる場所です。
消しゴムや鉛筆削りのカスが捨てられずにそのままだったり、鉛筆が少なくなっていたりしませんか?
鉛筆を削るのも立派な整理整頓。お子さんと一緒に筆箱の状態や中の文房具を確認する機会があるとさらに整理整頓しやすいでしょう。

4:お道具箱(袋)

ハサミやのりなど授業によって使うことのあるお道具箱は、毎日使わないからこそ整理整頓が後回しになってしまうデッドゾーンです。
色鉛筆やクレヨンがケースから出てしまっていたり、のりの蓋が開いたままになっていたりしませんか?
お道具箱は、沢山の用具が入っているために、一つひとつの用具の整理がおろそかになってしまいがちです。
いつの間にか失くしてしまったなんてことにならないように定期的に整理整頓や確認が必要でしょう。

発達障害のお子さんが整理整頓できるようになるサポート方法

学校生活で特に整理整頓が必要な場所を4つ紹介しました。意外と数があり、お子さんが整理整頓できるかと不安な方もいるかもしれません。
ここからは、整理整頓できるようになるサポート方法を紹介していきます。

1:整理整頓を見える化する

整理整頓が行われた状態の写真を撮って整理整頓が必要な場所に貼っておくと、整理整頓のゴールが一目で分かるため、取り組みやすくなります。片付けの具体的な手順が分からなかったり、整理整頓に苦手意識があったりするお子さんに、特におすすめのアプローチです。また、ものの場所をテプラなどで名前付けする方法も有効でしょう。例えば、連絡袋にプリントと書いてあるテープを貼ったり、引き出しの中に筆箱・教科書などと場所ごとにテープを貼ったりすると正しい位置に正しいものを整頓することができます。

2:整理整頓の日を決める

整理整頓を日常的に行うことが難しい場合には、整理整頓を行う日を事前に決めてしまいましょう。毎日家に持ち帰ってくるランドセルや筆箱は週末に親子で行うと習慣化しやすくなります。
持ち帰りが少ない引き出しやお道具箱は、先生にお手伝いをお願いする方法や、学期末の持ち帰りのときや懇談会で親御さんが来校する日などに親子で行うと良いでしょう。

3:具体的な声かけを行う

整理整頓が必要な場面の少し前に、周りにいる人に具体的な声かけをお願いするのも良いサポートとなります。例えば、授業の終わりに先生から「授業で作った作品は持ち帰りましょう」と声が掛かるより「授業で作った作品は、ランドセルに入れましょう」と声が掛かかった方が、より具体的にものの居場所が分かりやすくなり、整理にも繋がるでしょう。
お家でも「片付けて」と声をかけるよりも、「プリントは連絡袋に入れてね」「鉛筆は筆箱に入れてね」など具体的な声掛けを意識してみましょう。

まとめ

ここまで発達障害のお子さんが学校生活で特に整理整頓が必要な場所や整理整頓できるようになるサポート方法などについてお伝えしました。
整理整頓は完璧でなくても構いません。大切なものが埋もれないように、お子さんが分かりやすく、行いやすい方法で少しずつ進めていきましょう。


この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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