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不登校が長引くほど復帰しにくくなる5つの理由|とにかくゆっくり休む選択は危険?

不登校が長引くほど復帰しにくくなる5つの理由|とにかくゆっくり休む選択は危険?

この記事ではお子さんの不登校で悩んでいる保護者の方々に向けて、不登校が長引くほど学校に復帰しにくくなる理由などについてお伝えしていきます。特にお子さんの不登校が続いているという方や、しばらく休ませるかどうか判断しかねている方におすすめの内容となっています。

本記事では、不登校が続くほど学校に復帰しにくくなる理由、そしてお子さんが不登校になった場合の対応のポイントなどに関して解説しますので、ぜひ参考にしてください。

不登校が長引くほど復帰しにくくなる5つの理由

それでは不登校が長引くほど学校に復帰しにくくなる主な理由を紹介していきます。長く休むほど復帰が難しくなるのはイメージしやすいと思いますが、その具体的な理由を知っておきましょう。

理由1:クラスメイトにどう思われるかの不安が強くなる

休んでいる期間が長くなるほど、クラスメイトにどう思われるかという不安が強くなるものです。実際、不登校が続いている時点でクラスメイトからは、多かれ少なかれ普通とは違うと思われてしまいがちです。

また、誰しも気を遣って接してくれるわけではなく、復帰後は、なぜずっと学校に来なかったのかなどと根掘り葉掘り聞かれることもあるでしょう。率直にいえば、いじめられないか、からかわれないかなどの不安が強くなるのですね。

さらにいえば、担任の先生からどう思われるかという強い不安を抱えるケースも。不登校中でも先生とある程度やり取りしていたならまだしも、希薄になっていた場合は、怒られないか、呆れられないか、などと考えてしまってもおかしくありませんよね。

理由2:自己肯定感の低下

例えば、同年代の子は毎日学校に行っているのに自分は不登校になっている、普通のことができていない、などと考えて自己肯定感を著しく低下させてしまうお子さんは少なくありません。

自分はダメだと思い込みさらに学校に行きにくくなるだけでなく、生活全般のモチベーションが下がる、登校以外の外出もできなくなるなどのケースもあります。

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、ありのままの自分を尊重して、自分の価値や存在意義を認める感覚のこと。言い換えると、無条件に自分自身の価値を信じる、自分自身に愛情を注ぐような感覚のことです。

上で触れたように不登校になると自己肯定感が下がりやすいです。しかし例えば自分の長所に目を向ける、日々の小さな成功を自分で認める、他人と比較しない、などに取り組むと自己肯定感が回復しやすいので、保護者の方がサポートした上でやってみてはいかがでしょうか。

また、保護者の方が決してお子さんを否定しないことも重要です。不登校であること自体を解決させようとするのはいいですが、不登校のあなたはダメだと本人そのものを否定することは絶対に避けましょう。

理由3:生活リズムが崩れる

人間は強い制限がないと、生活が夜型になる傾向にあります。学校への登校はその強い制限の一つですが、不登校になるとそれがなくなるので、生活リズムが乱れてしまってもおかしくありません。むしろ崩れる方が自然ともいえるくらいです。

そして学校に復帰しようと思って、まずは生活リズムを戻そうと試みたとしましょう。しかし、本当に登校するようになるまではどのタイミングで寝起きしてもなんとかなってしまうので、早寝早起きに戻すことがなかなかできず、復帰も叶わないケースが少なくありません。

保護者の影響を受けやすくなって生活リズムをさらに戻しにくくなる場合も

不登校が続くと保護者と一緒に過ごす時間が長くなり、影響を受けやすくなるものです。その保護者の生活リズムが乱れている、もしくは夜勤などで夜型の生活を送っていると、子どももそれに合わせてしまって生活リズムを戻しにくくなることがあります。

理由4:勉強が遅れていく

不登校が続くと勉強が遅れていく傾向にあり、そこに不安を感じてなかなか復帰できなくなる場合が少なくありません。特に安定して学校に通っていた時期でも勉強が苦手だった、嫌いだったケースでは、不登校の日数がそれほど長くなくてもこの状態に陥りやすいものです。

対策としては自宅などで勉強することが考えられますが、学校の授業とは違うので身に付きにくかったり、本当に習得できているのかと不安になったりしやすいものですよね。

そして不登校の期間が数カ月から1年以上ともなれば追い付くのがほぼ不可能に思えてしまい、本人の意識としては、もう何をしても絶対にカバーできないくらいになってもおかしくありません。

理由5:体力や運動能力の低下

自宅で過ごす期間が長くなるほど体力や運動能力が低下し、登校するだけでもかなり疲れるようになる可能性があります。それ以前に学校以外のちょっとした外出でもぐったりして、学校に行く自信を失うケースも。

また、特に小学校低学年など早いうちに不登校になると、体力・筋力を育む機会が失われて、歩行困難になる場合さえあります。

対策としては自宅で体を動かすことなどが考えられますが、先生が指導してくれる体育の授業とは異なり、適切に進めていくのが難しい傾向にあります。また、学校とは違って強制されないので、モチベーションが続かずやめてしまう子も少なくありません。

安易に不登校の子をしばらく休ませるのはリスクが高い|対応のポイント4つ

ここまで解説してきたような理由があるため学校に行くのが難しくなったからといって、安易にしばらく休ませて様子を見る、心身が回復するまで好きなことをさせつつ見守る、などと判断するのはリスクが高いです。

本人や保護者の心情を考えれば、休みたくなる・休ませたくなるのが自然かもしれませんが、その期間が長引くほど、結果的にさらに厳しい状況になりやすいことは覚えておきたいところですね。

それでは不登校になっている、なりそうな場合の対応のポイントをいくつか挙げていきます。

ポイント1:休ませるならその期間を事前に決めて簡単にはブレさせない

休ませても構いませんが、その期間を事前に決めて簡単にはブレさせないようにしましょう。例えば、あと1日、あと3日などと考えて休む・休ませると、そのまま長引いてしまう可能性が高いですよね。

休む日数は数日から2週間程度に抑えたいところですが、保護者だけで決めず、本人ともしっかり相談してください。保護者としては長く休ませる方が安心かもしれませんが、本人に早く復帰したい意思があるならそちらを尊重するべきです。

また、担任の先生などとも事前に話をしておき、復帰時期を明確にしておくことをおすすめします。期間が決まっている方が、先生としても欠席中のケアがしやすくなるものですよね。

ポイント2:子どもに共感を示しつつも簡単に休みを長引かせない

頭ごなしに、長期間休まない方が良い、とにかく学校に行きなさい、などと押し付けるだけでは子どもは納得しにくいですよね。また、保護者が自分を理解してくれないと感じると、孤独感が強くなって学校への復帰が難しくなる可能性があります。

よってここまで解説してきたような理由を、お子さんにもわかりやすい表現で説明するのがおすすめです。

そして例えば「ダルいから登校したくない」など一見突っぱねたくなる言葉でも、「確かに毎日学校に行くって大変だよね」などとしっかり共感を示すといいでしょう。するとお子さんは保護者に理解してもらえた・味方をしてくれていると安心し、あまり休みすぎずに学校に行こう、などの言葉も受け入れやすくなるものです。

ポイント3:不登校を長引かせるべきではないという方針の専門家に相談する

お子さんがある程度落ち着いたら、不登校関連の専門家に相談することをおすすめします。ただし専門家の中にも、元気になるまでとにかく休むべき、学校だけがすべてではないと簡単に言ってくる人もいるので気を付けましょう。完全な間違いではないのでしょうが、お子さんの復帰にはつながらないかもしれません。

相談しやすい専門家としては通っている学校のスクールカウンセラーがいますが、その人も早く復帰するべきという方針ではない可能性があるので注意が必要です。

保護者だけで不登校のお子さんをサポートするのは難しい

専門家に頼らず自分だけで解決したい保護者もいるかもしれませんが、不登校の子を適切にサポートするにはそれだけのノウハウが必要なので恐らく厳しいはず。また、知識やスキルがあっても費やせる時間と労力に限界があるでしょうから、やはり無理をせずに専門家に頼ることをおすすめします。

ポイント4:お子さんに万全の状態はないと理解する

不登校のサポートですが、お子さんも保護者も常にある程度の難しさを感じながら進んでいくイメージを持つのがおすすめです。専門家に相談した上で万全の状態になってから学校に行きたい・行かせたいかもしれませんが、困難が100%消えることはないと考えておくべきです。

たとえ毎日学校に通っている子でも、日々なんらかの生きづらさは抱いているものですが、不登校のお子さんでもそれは同じですね。乗り越えて成長していきましょう。

まとめ

お子さんが不登校になっている・なりそうな場合は、一度ゆっくり休ませたくなるかもしれません。しかし休む期間が長くなるほど学校への復帰が難しくなる傾向にあるので、休むにしても数日から2週間程度にして早めに動き出すことをおすすめします。

ただ、単に登校を強制するだけでは失敗する可能性が高いので、早く復帰するべき理由をわかりやすく説明するのも大事。その上でお子さんに対して共感を示しつつ、保護者は味方であると理解させてから専門家への相談などをするといいでしょう。

この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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