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発達障害の子の手洗いを習慣づける6つの方法・ポイント

発達障害の子の手洗いを習慣づける6つの方法・ポイント

この記事では、発達障害のお子さんが毎日の手洗いを無理なく習慣化するための具体的なアプローチや、家庭で実践できるポイントについて解説します。

毎日の衛生管理として、帰宅後すぐに手を洗ってほしいけれど、なかなか動いてくれないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、発達障害の子が目指すべき手洗いに関する意識・状態、手洗いを習慣づけるための方法、親も手洗いについて確認することの重要性などについて解説していきます。

発達障害の子が目指すべき手洗いに関する2つの状態

保護者の方としてはお子さんが「手洗いをする理由を完璧にわかっている」「その上で毎日忘れず、自主的に手洗いをする状態」が理想かもしれませんが、それはお子さんが発達障害でなくてもなかなか難しいものがあります。

そこで発達障害の子が目指すべき手洗いに関する2つの状態を提案させていただきますね。ある程度ゆるく考えるのがおすすめです。

1:手洗いするべき理由をなんとなくわかって納得している

菌やウイルスなどの専門的なことまで理解している必要はありません(大人でもいざ説明するとなると難しいのではないでしょうか)。「手を洗って汚れを落とす」「風邪を防ぐ」「周りの人も守る」くらいまでわかっていれば十分です。

2:だいたい自主的に手洗いをして、しない場合も声がけをすれば手洗いできる

毎日声がけする必要があるとなるとさすがに大変ですし、保護者の方がいない場合は手洗いをしないかもしれません。

とはいえ100%毎日自主的に手洗いできる必要まではなく、「たまに忘れる・サボろうとする」「それでも声がけをすればスムーズに手洗いをする」という状態であれば十分なのではないでしょうか。

発達障害のお子さんの手洗いを習慣づける6つの方法・ポイント

それでは発達障害のお子さんの手洗いを習慣づけるための方法をいくつか紹介していきます。どのような条件が揃えば手洗いが習慣になりそうかを意識しながらご覧くださいね。

1:お子さんの成長度合いに合うレベルで手洗いの大切さを教える

特に発達障害のお子さんは「理由のわからない行為」をしたがらない場合がありますので、お子さんの成長度合いに沿うレベルで手洗いの大切を教えることをおすすめします。

保育園くらいまでなら「バイキンで病気になると大変だからね」などの説明がいいと思います。小学校低学年くらいからは、説明に「他人」も巻き込んで「家族やお友達を守るためにも手洗いをしよう」なども混ぜていくといいと思います。高学年くらいからは「菌」「ウイルス」など多少専門的な話も入れていいかもしれません。

ただ、いずれにしてもお子さんが理解・納得すればいいだけですから、そのため、〇歳だからこの教え方をしなければならないと、年齢の基準に囚われすぎる必要はありません。

子ども向けの絵本や教材を活用するのもおすすめ

手洗いのことがわかる子ども向けの絵本や教材もあるので活用してみてはいかがでしょうか。もちろん年齢別に教材が各種あるので、お子さんに合ったものを選びましょう(発達障害の場合は実年齢より1~2歳対象年齢が低い教材を使うといいかもしれません)。

2:手洗いしやすい環境を整える

特に小さなお子さんの場合、蛇口まで手が届きにくい、ハンドソープが遠い場所にあるなどの理由だけでも手洗いが嫌になる可能性があります。

一度徹底的にお子さん目線で準備をして、「帰宅したらパパっと手を洗える環境」を整えましょう。例えば踏み台を準備する、ハンドソープを低い位置に置く、常に乾燥した清潔なタオルをセットするなどですね(できれば使い捨てのペーパータオルにするとより清潔です)。

なお大人であっても物事を習慣にするためには、「ちょっとした邪魔者・ストレス」を取り除くことがとても大事です。

3:親などと一緒に楽しく手を洗う

洗面台などの広さにもよりますが、保護者の方が子どもと一緒に手を洗うとお子さんは楽しくなって続けたくなるかもしれません(この際、保護者の方は必要がなくても手を洗う)。

楽しく手洗いすることが大事なので、手を洗う最中にBGMを流したり、歌ってあげたりするのもいいでしょう。ちなみに歌を歌うことで、手洗いに時間がかかるため普段よりもしっかり洗えるようになるかもしれません。

4:楽しく手洗いできるアイテムを用意する

例えば、お子さん専用のアニメキャラのハンドソープ、いい匂いのするハンドソープ、鮮やかな色のタオルなど、楽しく手洗いできるアイテムを用意すると、すすんで手洗いするようになるかもしれません。

ただし、発達障害のお子さんの中には匂いに敏感な子も多いですから、気にしているようであれば無臭に近いものを選びましょう。「一般的には良いと認識される香り」であっても、お子さんにとっては辛い場合もあります。

5:手洗いの合言葉を作る

「手洗いしようね」では少し堅苦しい雰囲気になりお子さんが嫌になる可能性もあるため、例えば「きれいきれいしようね」「ジャーしようね」などの合言葉を作るといいかもしれません。こうすればお子さんも笑顔で「したよ!」「する~!」などと言ってくれるのではないでしょうか。

6:褒める・ご褒美を作る

手洗いをしたらきちんと褒めることが大事です。ポイントは親が何も言わずにお子さんが自主的に手洗いした場合にも「えらいね!」「すごいね!」などと褒めることです。こうすることで、「手洗いは良い行動」「もっとやって褒められたい」と刷り込むことができます。

また、手を洗ったらおやつ、手を洗ったら毎日シールを貼って5枚貯まったら特別なおやつなど、ご褒美を作るのもいいでしょう。重要なのは「手を洗うまでおやつなし」ではなく、「手を洗ったらおやつ」というポジティブな流れにすることです。

親も正しい手洗いの習慣をつけることが大事です|発達障害支援

お子さんに対して手洗い関連の指導をしている側の親が、実はあまり手洗いをしていないというケースも少なくありません。

大人が洗っていないのを見て、お子さんが「なぜ自分だけ洗わなければいけないの?」と不満を抱く原因になりかねません。また、家庭内の衛生環境を保つ観点からも、まずは大人が率先して手本を示すことが大切です。

たびたび親子一緒に手洗いの仕方を確認しましょう

大人でも「手を軽く濡らして、ハンドソープをつけて、すぐに水で流す」程度の手洗いになってしまっている人も少なくありません。そのため、定期的に親子で一緒に手洗いの仕方を確認することをおすすめします。爪の間、手首、腕(できれば肘まで)など、気を付けなければならないことが意外とたくさんあります。

まとめ

発達障害のお子さんの手洗いを習慣づけるためには、少しでも手洗いしやすい環境にする、手洗いをするべき理由をなんとなくでも理解・納得させるなどのことが重要です。

また、もちろん保護者の方もきちんと毎日手洗いする必要があります(衛生的にも、お子さんのお手本としても)。一度お子さんと一緒に手洗いの仕方を確認しつつ、「毎日手を洗おうね」とい声をかけてあげてみてはいかがでしょうか。

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