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発達障害の子が楽観的になる7つの方法|前向きに楽しく!

発達障害の子が楽観的になる7つの方法|前向きに楽しく!

この記事では、発達障害のお子さんが物事を前向きに捉え、しなやかな「楽観的思考」を身につけるための具体的な方法やポイントについて解説します。

「物事をネガティブに考えてしまうクセがあるようで心配」「正直なところ親としても精神的にグッタリさせられることがある」とお悩みの方は少なくないと思います。そこで本記事では、良い楽観的思考と悪い楽観的思考の違い、発達障害のお子さんが楽観的になるための方法などに関して解説します。

良い楽観的思考と悪い楽観的思考があります

楽観的思考とは「頑張ったのだからうまくいく」「頑張れば大丈夫」などの前向きな思考のことを言います。厳密には少し違いますが、ポジティブシンキングなどとも言われていますね。

ただ、実は良い楽観的思考と悪い楽観的思考があるので分けて考えましょう。

現実的な楽観的思考が好ましい

「現実的な楽観的思考」とは、「自分は勉強してきたからテストで良い点数が取れるはず」「10個も応募したのだからどれかは当たるはず」などの、文字通り現実的な前向きさのことを言います。言い換えると「根拠のある楽観的思考」ですね。

発達障害のお子さんも含め、私たちが目指すのは基本的にこの現実的な楽観的思考であるはずです。

非現実的な楽観的思考は基本的に好ましくない

「非現実的な楽観的思考」とは、「全く勉強していないけれどテストで良い点数が取れるはず」「私の知らないところで友達が応募していて、当たったら権利を譲ってくれるはず」などの、非現実的な前向きさのことを言います。

これは一種の現実逃避であり、このような思考パターンが定着すると、将来社会に出た際にお子さん自身が予期せぬ困難に直面するおそれがあります。特に発達障害の場合、「現実的なこと」と「非現実的なこと」を区別できるようになるのが遅くなるケースもあるので注意してくださいね。

ただし、例えば「10個も応募したのだからどれかは当たるはず」「きっと大好きなドラえもんも力を貸してくれるはず」など、おまじないレベルの非現実的な楽観的思考であれば問題はありません(本人が非現実的と理解している場合は特に健全といえます)。

発達障害のお子さんが楽観的になるための7つの方法・ポイント

それでは発達障害のお子さんが楽観的になるための方法やポイントをいくつか紹介していきます。「楽観的になる」と聞くと全て精神的なことに思えるかもしれませんが、そのためのアプローチ自体は論理的な方法で行うことが大事です。

1:計画を立てる、するべきこと・やり残していることを明確にする

発達障害のお子さんは先行きが見えないこと、不明瞭なことなどを苦手とする傾向にあります。それらを想像でなんとなく補うこともあまり上手ではありませんし、何より「よくわからない……きっともう全部ダメなんだ」という方向性の思考に陥りがちです。

そのため特に不安が強いときは、できるだけきちんと計画を立てるのがおすすめです。また、「何をするべきかわからなくて落ち着かない」なら、今するべきこと・やり残していることを紙に書き出して整理します。

とにかく「わからなくて頭の中をぐるぐるしていること」をできるだけ潰していくようなイメージですね。

2:「まずは自分のためだけに行動すればいい」と教える

例えば「お父さん・お母さんのためにも頑張らないと」「○○君に勝たないと」など、行動のモチベーションの一部が他人にあるような子も少なくありません(発達障害であってもなくても)。

多くを求めすぎる、つまり目標が高くなりすぎるとそれだけプレッシャーを感じますし、失敗(と自分で感じる)しやすくなりますよね。

そのため言葉で「あなたは自分のために行動すればいい」「その上で余裕があれば誰かのために頑張ってもいい」と教えましょう。特に発達障害の子は「周りからなんとなく学ぶこと」が苦手な傾向にあるため、こういった哲学も明確に教えないと構築されないかもしれません。

3:他人のいいところを見つけて感謝する習慣をつけさせる

楽観的になれない人の中には、人や物のいいところにあまり目を向けられない人が少なくありません。そのため「他人のいいところをどんどん見つけよう」「その人に感謝しよう」とお子さんに呼びかけることをおすすめします。

「いいところを見つけよう」だけでは難しいですが、「その人に感謝する」を付け足すことで、「感謝すること」が目的になるため見つけやすくなります。

4:「失敗しても大丈夫」と教える

「失敗したらどうなるか」をぼんやりとしかイメージできておらず不安になるお子さんも多いですし、中には「失敗したら大変なことになる」と過剰なプレッシャーを感じている子も少なくありません。

前述の通り、発達障害のお子さんは見通しの立たない状況への不安が強く、見えない未来を想像することが難しい傾向にあるため、失敗した後に「どのようなリカバリーができるか」を具体的に示すことが効果的です。例えば以下の通りです。

  • 失敗したら同じことにもう一度挑戦すればいいよ
  • 失敗しても笑っていればいい。誰もあなたを嫌いにならないよ
  • 失敗したら少し注意されるかも。でもそれはあなたが嫌いだからじゃないよ
  • 親がわざと失敗してみせて対応も見せる

5:生活習慣を整える

寝不足などが続くとストレスが溜まってどうしてもネガティブ思考になるものです。なのでお子さんの睡眠習慣をはじめとする生活習慣をできるだけ整えてあげましょう。

特に発達障害の子の中には睡眠に関する悩み・問題を抱えている子も多いので、一度睡眠環境、寝具、一日の過ごし方なども見直してみてはいかがでしょうか。

6:親も楽観的になる

特にお子さんが小さい場合は親の影響を強く受けますから、親も楽観的になることが大事です。

また、親がネガティブ思考だとお子さんにかける言葉も後ろ向きになりやすいです。「やめておきなさい」「どうせ無理」「諦めなさい」などですね。子どもの頃からそういった言葉を浴び続けると、大人になってからも響く可能性があります。

7:楽観的になることのメリットをお子さんに伝える

ある程度の年齢になれば「前向きな方がいい」となんとなく理解しますが、小さなお子さんはそのこと自体を理解していない可能性があります。

特に発達障害のお子さんは、周囲の様子から暗黙の了解やメリットを自然に汲み取ることが苦手な傾向があります。そのため、早い段階から言葉のメッセージとして具体的に伝えていくことが重要です。

例えば「前向きな方が楽しいよ」「前向きな方が友達が増えるよ」「暗く考えない方が体調が良くなるよ」などですね。

まとめ

お子さんが発達障害による難しさを抱えていると、ついネガティブな思考になるときもあると思いますが、やはり楽観的な思考の方が何かと楽しくなりますよね。今回紹介した方法を意識してお子さんが前向きになれるようにサポートしていただければと思います。

ただし「前向きになりなさい!」と言いすぎるとかえってプレッシャーになります。そもそも楽観的思考になることは義務ではないので、「まあできるだけ前向きに」くらいに考えておくのが良さそうですね。

この記事を書いた人
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